みなさんこんにちは、ガンダムシリーズ大好きマンのアベです。
さて今回は、問題点だらけの稀代の迷作アニメである、機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズの主人公、三日月オーガスについて色々と話して行こうと思います。
三日月オーガスと言えば、何を考えているかわからないだの、クズだの、怖いだのとネットでは色々と言われています。
しかしこの三日月オーガスという人間はどんな人間なのか?
何がしたかったのかを私見も交えて色々と語って行こうといきます。
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1.三日月オーガスの経歴や性格・設定等
まず三日月達鉄華団の団員は全てヒューマンデブリで構成されています。
三日月は幼少の頃からストレートチルドレンであり、浮浪生活を送っていた。
その際、幼少期の三日月は殺人を犯したが、その直後にオルガによって救われるという事があったようです。
この想いでこそが三日月にとっての人生の原点でありわ行動原理になるようになりました。
「ねぇ...次はどうすればいい?オルガ」
これは三日月オーガスというキャラクターを象徴するセリフでしょう。
そう、三日月は自分でどうしたいかをあまり考える事をせず、ほぼ全ての判断をオルガにゆだねているのです。
三日月本人も、自分の命はオルガに貰ったものだからオルガの為に使い切らないといけない。と言っています。
とまぁ幼少期からの厳しすぎる環境と度重なるトラウマにより完全に人格が歪みきってしまった三日月ですが、10歳の頃には民間警備会社であるCGSに少年兵として所属していました。
三日月はCGS所属中に阿頼耶識システムの施術を3度受けており、強化人間として最高ランクの存在でした。
そんなある日、ひょんなことからギャラルホルンの襲撃にあい、三日月はオルガからガンダムバルバトスのパイロットを命じられ、以後は鉄華団の一員として仲間と家族を最前線で守り続けるキャラクターとなりました。
クーデリアの護衛を鉄華団として引き受け、三日月達の物語が始まっていきます。
さて、三日月の生い立ちはこんな感じ何ですが、三日月の過去もオルガとの過去もまともに分からないんですよね。
あえて過去を描いてないのかもしれませんが、描写が無さすぎて正直意味不明な部分が多かったです。
三日月の戦闘スタイルは局地戦の鬼です。
敵には一切の容赦が無く、残虐ささえ垣間見せます。
殺せる時には的確に短時間で一番の効率で相手を殺し、非常に戦士として合理的であり優秀そのものです。
あまりの非常さからPTAから苦情が来たそうです。
敵と認識したものに対しては非常に冷酷だが、仲間にはものすごく情に熱い。
三日月本人が仲間の中でも優先順位をつけている模様。
オルガ≒アトラ>ビスケット>クーデリア>他団員?
と言った感じの優先順位に僕は見えました。
三日月本人も感情が無いというわけではなく、普段はオルガに基本的な判断を委ねているが、仲間が殺られたとき(ビスケット)は激昂し、オルガの命令すら無視して敵を殺す場面も見せました。
三日月は障害を排除することでしか物事を解決できず、人として大切な物が抜け落ちてしまっている。
考える事をせず、思考を放棄しているからです。
しかしそんな三日月とは真逆のクーデリアの存在が何やら彼を苛つかせていた描写もあったので、考える事を辞めている自分、障害を排除することでしか解決できない自分にイラついていたのではないでしょうか。
その後すぐに、まっいいや。と思考を放棄していましたが笑
以上、三日月の生い立ちや設定になります。
2.三日月オーガスは何がしたかったのか?
お次は三日月が本編を通して何がしたかったのかを語ります。先程も触れましたが、三日月の行動原理はオルガの為に使われることです。
なのでオルガは鉄華団を結成し、下剋上の名の下にクーデリアの運搬任務や、マクギリスの下について火星の王(笑)になろうとしていたので、三日月はの実現の為に、オルガの名レアに従い文字通り命を賭して戦っていました。
三日月の行動原理はオルガの命令と仲間を守る。この2つしかなかったわけです。
なので三日月は普通のガンダム主人公と違い、最後までただ強いだけで敵からしたらジョーカー的な立ち位置で戦い続けました。
思考を放棄しているわけですから、三日月はその2つの行動原理を最後まで実行しているだけでした。
ある意味純粋過ぎたのかもしれませんね。
三日月やマクギリス、立場は違えど同じヒューマンデブリであり、どちらも幼少期のトラウマにより人格を酷く歪められた被害者でした。
3.怖い・クズ等と言われている原因
ではお次に、ネット上で何故三日月が怖いだのクズだの言われているのか考察していきます。まず、怖い方から考察していきます。
先程から触れていますが、三日月はオルガの命令に従うだけが行動原理であり、基本的に仲間にしか興味は無く敵には非常に冷酷です。
その冷酷さは戦場の皆がドン引きする程。
無表情で冷静に敵対者を殺し続けます。
その姿は異様そのものであり、普通の主人公からはかけ離れています。
三日月は生い立ちが壮絶すぎるので仕方ない部分はあるのですが、視聴者は受け入れられなかった部分が多かったことでしょう。
何を考えているか分からない上に、敵を効率良く処理する様は敵味方視聴者までも恐怖に陥れました。
命令している側のオルガでさえ三日月の圧力に追い詰められていた程です。
まぁ、およそ主人公とは言えない性格でしたね、三日月は。
どっからどう見ても敵キャラです本当にありがとうございました。
さて、次は三日月がクズと言われている原因ですが、おそらく、アトラと無責任に子供作ってその後をアトラとクーデリアに押し付けたことでしょう。
その時三日月はバルバトスの中でしか動けない身体になっており、
ネット上ではバルバトスルプスレクスがラブホテルヌプスセクスと形容されていたのは正直笑いました。
中には、感情薄いくせに性欲だけはいっちょ前等とも言われていました。
とまぁこんな感じで無責任にアトラを孕ませてクーデリアと共に子供を育てさせるという鬼畜行為を本編で披露したわけです。
エンディングでは三日月そっくりの暁がアトラと映っていました。
三日月は戦うだけ戦って最後死んでしまいましたからね、アトラが可哀想です。
アトラは終始優しく、鉄血のオルフェンズ唯一の良心とも言っていい存在でした。
献身的すぎるよアトラちゃん。
4.作中通して全く成長しなかった稀有な主人公
三日月は他のガンダム主人公と違い、成長というものを全くしませんでした。
最後まで自分の意志で自発的に行動せず!終始オルガの命令に従っているだけの兵士でした。
三日月が成長した唯一の部分と言えば、兵士としてMS操作が死ぬほど強くなったぐらいです。
厳密に言うと操作技術が上がったと言うより、阿頼耶識システムで