今回は、メタファーを2週クリア、裏ボス撃破までプレイした感想と評価をネタバレ無しでまとめていこうと思います。
総プレイ時間は約140時間です。
この記事がメタファーの購入を考えている方の参考になれば幸いです。
1.ストーリーの感想
まずは、RPGゲームの肝であるストーリーの感想を、極力ネタバレ無しで話して行こうと思います。
中世ヨーロッパを舞台にしたようなダークな雰囲気の世界観で、進撃の巨人のような不気味なバケモノが出てくる事が特徴です。
好きな人はとことん好きな感じの世界観です。
僕はかなり好きな世界観でどハマりしましたが、もしかしたら好き嫌いがあるかも。
世界の王を決める戦いに巻き込まれる主人公達を描く物語となります。
本作のストーリーは、現代社会に対する風刺が非常に効いており、胸に刺さるようなストーリー展開が多かったです。
心が痛むようなイベントが多いものの、希望を求めてもがく主人公達の生き様を描ききったストーリーは見事の一言。
起承転結と見事に最後まで魅せきっていました。
ストーリーに関しては、"面白い、最初から最後まで熱中してプレイすることができました"。
もしプレイを検討している方は、ストーリーのネタバレは絶対に見ないことをオススメ致します。
2.戦闘の感想
本作の戦闘システムは、アトラスおなじみのプレスターン制の戦闘です。
簡単に言うと、弱点やクリティカルを付けばターンが増えていくようなシステムです。
このおなじみのアトラスのプレスターン制の戦闘システムですが、本作では色々と進化を遂げています。
中でも新要素でもあり、強力な要素の"ジンテーゼ。"
これは、プレスを2つ消費して強力な合体技を繰り出す事が出来るシステムです。
余談ですが、このジンテーゼのシステムを極めると超強力で、とあるアクセサリーを付けると完全にぶっ壊れます。
(これは終盤の要素で、気付けば本当にヤバいです)
通常の戦闘では、通常スキルとジンテーゼをうまく組み合わせる事で、戦闘がグッと楽しくなります。
また、本作はアーキタイプと呼ばれる要素があり、(過去作でいうペルソナのようなもの)
このアーキタイプを履修し、育てていくことで様々なスキルを習得することができます。
さらに、一つのアーキタイプを最大レベルまで上げる事で、素のステータスもアップするので、育成要素もやり込みがいがあり、とても楽しいです。
しかも、本作では主人公だけでなく、味方パーティ全員にジンテーゼの付け替えが可能なので、スキルの着脱も含めて育成要素がとても豊富です。
戦闘システム、育成要素も含めて、アトラス作品の集大成に相応しい作品だと感じました。
3.キャラクター・グラフィックの感想
本作のキャラクターですが、見た目がかなり個性的です。主人公含め7人のパーティですが、全て種族が違います。
個性的な見た目のパーティですが、中身は"普通の人そのもの"。
個別のイベントを進めて行くことでバックボーンが明らかになっていき、愛着がわいてきます。
本作は、見た目で最高!となるより、内面で好き!となる方が多かったです。
内面を好きになり、見た目も好きになっていく。
そんなキャラクター達でした。
特に好きなキャラクターは、バジリオとハイザメです。(色々と設定が濃すぎて好き)
どのキャラクターも個性豊かで魅力的でした。
グラフィックに関しては、めちゃくちゃ綺麗でした。
キャラクターのグラフィック、背景のグラフィック共にアトラス史上最高でした。
ペルソナ5のグラフィックを超正統進化させたようなイメージでした。
僕はPS5でプレイしていたのですが、美麗なグラフィックでほぼ60fpsをキープしていました。
ついに日本産のアニメ調のグラフィックのRPGでここまで来たかと感動すらおぼえました。
クオリティ、本当に高いです。
4.その他システム等の感想
システム等の感想ですが、今までペルソナシリーズのシステムを引き継ぎつつ、より昇華させたようなイメージです。相変わらず時間に縛られる中で、出来ることをなるべく沢山やっていくようなシステムですが、きちんと考えながらプレイしていけば、1周目でもほぼ消化出来ました。
システム等に大きな不満は無かったですが、周回プレイをする際のイベントスキップの不便さや、日数を何もせずに飛ばせるようなシステムが欲しかったと思いました。(1周目では不満無し)
5.まとめ
最後にまとめですが、個人的には神ゲー認定したいぐらいの作品でした。
ストーリー○
キャラクター○
グラフィック◎
戦闘◎
システム○
このような感じです。
過去作のペルソナが好き、RPGが好きという方には是非ともオススメ出来る作品でした。