みなさんこんにちは、ダメリーマンのアベです。
このダンガンロンパV3の感想・考察の注意点なんですが、ネタバレが豊富に含まれているので、クリアしていない方はブラウザバック推奨です。
本当に今更なんですが、ダンガンロンパV3をクリアしました。
今まで僕はダンガンロンパ1.2、絶望少女をプレイしてきました。
どれも文句無しで面白かったです。
ではダンガンロンパV3はどうでしょうか?
結論から言います。
賛否両論合って当然の結末かなと。
個人的には面白かったです。
ここからは私的の考察等も含めて感想を語っていこうと思います。
ネット界隈で言われている通り、1〜5章までは今まで通りのダンガンロンパで、安定の面白さがありました。
トリック等も面白いものが多く、個人的には5章の王馬と百田の話がかなりツボでした。
今までで被害者も犯人も不明な学級裁判なんて無かったなと。
その発想は斬新で熱中しました、さすがダンガンロンパだなと。
しかし問題は第6章です。
ここからは第6章について語っていこうと面白い。
〜フィクション問題〜
ダンガンロンパV3のテーマは"嘘"です。
テーマが"嘘"となると、大前提としてどの発言が嘘か本当なのかが分かりません。
黒幕(白金)が言った言葉によると...
「ダンガンロンパ1.2はフィクションであり、フィクション作品で人気が出たからリアル世界でダンガンロンパ(コロシアイ)を行うことにした。
そのダンガンロンパ(コロシアイ)は世界中の人達が娯楽として見ている。
外の世界は平和そのもので、コロシアイ参加者は自分から参加を希望した者たち。
参加者は只の高校生であり、超高校級ではない。
記憶の全ては植え付けられたものであり、本来持っている記憶は全て消えている。
コロシアイ参加者が持っている記憶は全て嘘であり、本当の過去は分からない。」
というものであります。
ダンガンロンパ1や2をフィクションだと言い放った制作側は本当に色んな意味ですごいなと思いました。
まぁ確かに僕たちからすればフィクションなんですけど、ダンガンロンパの世界では本当に起こっている事だと思うじゃないですか普通は...
今までのダンガンロンパ1.2のキャラクターが揃いも揃って「今までのは嘘だよ!フィクションだよ!」と語りかけてきます。
過去作のファンからすると面白くない展開かもしれませんね。
しかし、これらの黒幕(白金)の発言がどれだけ嘘かと言うと、答えは分からないんです。
テーマが"嘘"というだけあり、かなりどんでん返しな展開です。
今までのすべてが嘘でした!
ダンガンロンパ1.2はフィクションであり、ダンガンロンパV3はそれらを模倣したリアルフィクションだよ!
V3に登場したキャラクターは本物の人間だけど、記憶を植え付けられて全て設定が作られただけのただの一般人だよ!
と言われます。
僕が個人的に感じたことなんですが、
白金つむぎもコロシアイの為に作られたフィクションの存在
ではなかろうかと思ったわけです。
白金つむぎは超高校級のコスプレイヤーであり、作られた黒幕であると僕は考えました。
本当の黒幕は別にいて、白金つむぎも最原たちと同じく記憶を植え付けられた存在ではないかと思ったわけです。
上記の白金つむぎの独白も、何個かの嘘が紛れていると思います。
最原たちが自分から進んでコロシアイに参加したという描写がありましたが、あれは嘘だと思います。
プロローグを見る限り、実際には拉致されていたのではないかと思います。
元々みんなあんなクズキャラではないと信じたい部分もありますが...笑
実際には外の世界が本当に平和なのかも分かりませんし、本当にダンガンロンパ1.2がダンガンロンパV3の世界から見ればフィクションだったのかも謎です。
嘘という言葉がテーマである限り本当のことは分からないままです。
ただ、これらが全て本当だとすると一応綺麗に完結しているように感じます。
続編が出るとして、V4を出したとしても世界観は一緒なので、世界観関連でのどんでん返しは出来なくなるかなとも思います。
パラレル世界とかそういう話になるとまた色々話が変わってくるんですが...
V3の話を見ると、制作側は続編作る気ないのかなという気もしてきます...
なんだかんだで賛否両論の作品ですが、プレイ中は熱中しましたし、終わったあとは考察するほどでした。
個人的には楽しめた作品です。
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