皆さんこんにちは、ダメリーマンのアベです。

えー、僕は約5年間自社の持株会に所属していましたが、先日退会しました。

結果的に資産は増えはしましたが、なんだかなぁ...と感じてしまいました。

今回は、約5年間自社の持株会に所属した僕が持株会の体験談と、メリットデメリットについて話して行こうと思います。








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1.持株会のメリット

まず最初に、持株会のメリットについて話して行こうと思います。


奨励金が貰える
持株会は、基本的に毎月の給料から定期的に天引きされますが、天引きされた分の数%〜10%前後まで奨励金が会社から支給されます。

結果、毎月2万円自社株を買っている場合、会社から奨励金が支給されて2万2千円分自社株を毎月買うことになります。

個人的にはこの奨励金制度が持株会での1番でのメリットと感じました。


財産が勝手に貯まる
持株会は毎月給料から天引きされるので、財産が自社株という形式で自動に形成されていきます。

普段金使いが荒い人でも強制的に財産形成が出来るのが良いところでもあります。


以上が僕が感じた持株会加入のメリットです。






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2.持株会のデメリット

お次は本題の持株会のデメリットについて話して行きます。



①会社の株価が下がると資産が下がる
会社が安定していて、かつ成長の芽があり株価が上がっていく場合は資産は増え続けて行きます。

しかし、逆に株価が暴落すると資産が一気に目減りしてしまうリスクもあるわけです。

例えば、今までは安定株だと言われていた東京電力ですが、東日本大震災を機に株価が大暴落し今でも下がったままです。

こういった場合、かなりの割合で資産が目減りしてしまいます。

企業が一度やらかすと株価が一瞬で暴落する可能性があるので、常にリスクが付き纏います。

持株会の場合、自社株1点買いなのでリスク分散が出来ないのも痛いところですね。





②手軽に売買出来ない
僕の会社の持株会の場合、手軽に引き落として株を売買することが出来ませんでした。

単元ごとでしか引き落とせず、使い勝手が悪かったです。






③解約手続きが死ぬほど面倒くさい
僕が持株会で感じた1番のデメリットはこれです。
持株会に加入するときは死ぬほど簡単なのですが、退会するときは死ぬほど面倒臭かったです。

解約の書類がとにかく面倒くさく、さらに特定の証券口座の契約も必要でした。

解約手続きと証券口座の開設、さらにそこから持株会から証券口座への株の振込の期間は合計3ヶ月前後かかりました。

とにかく持株会の窓口の動きが遅く、イライラさせられました。

これだけ解約手続きが大変だと、面倒臭がって解約しない人も多いだろうなぁと感じました。(会社側の戦略?)

僕は自社株が振り込まれた瞬間全部売っぱらいましたが、きちんと税金分計算されて引かれていたのでそこは良かったです。

もう二度とクソ面倒くさい手続きはしたくないと強く思いました。








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3.持株会はオススメしない

結論ですが、持株会はオススメしません。

昔の持株会は簡単で、加入して退会する際には自社株を売っぱらって現金で振り込んでくれたのですが、今は手続きが面倒臭すぎます。

さらに、この不安定な情勢で一社の株を大量に保有し続けるのは非常にリスキーです。

自社を死ぬほど愛しているのなら話は別ですが、そうでなければ一社の株大量保有はオススメしません。

僕は5年間自社株を積立ましたが、割と怖かったです。

自社と心中する覚悟があるのなら持株会に加入してもいいかもしれませんが、それなら自分で株式を選んでリスク分散で投資したほうが良いと思います。

以上が5年間持株会に入っていた僕の結論でした。

会社によって持株会の仕様が違うと思いますので、規約などをよく読んでからの入会をオススメいたします。







       
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