今回は、かまいたちの夜3をプレイした感想について話して行こうと思います。

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1.かまいたちの夜1→良作

卓越したストーリーテリング

物語はスキー旅行で訪れたペンションを舞台にした密室殺人ミステリーから始まります。

ストーリーは非常に緻密に構成されており、プレイヤーが選ぶ選択肢次第で様々な展開に進むのが特徴です。
この多様な分岐は、プレイヤーに「もう一度プレイして別の結末を見たい」という強い動機を与えました。

また、事件の真相に迫る推理要素やサスペンスの緊張感は、リアルでありながら適度にフィクション的で、絶妙なバランスで描かれています。

プレイヤーは主人公と一体化し、物語の謎を解き明かす楽しさを味わえます。

兎にも角にもメインストーリー、サブストーリー共に面白いです。
ミステリー要素とユーモアが見事に融合していました。

個人的にはスパイ編がお気に入り。

原点にして頂点とはまさしくこのことでしょう。








2.かまいたちの夜2→ゴミ

かまいたちの夜2が一番不評を買った点と言えば、かまいたちの夜1がゲーム上の架空の話だった
と理由のわからない設定でしょう。

プレイしていて、はっ?
とリアルで声が出ました。

かまいたちの夜2は、舞台設定とストーリーの方向性が明らかに迷走していました。

初代『かまいたちの夜』の魅力は、密室で起こる緊迫感のあるミステリーと、そのストーリーが持つ完成度にありました。しかし、『かまいたちの夜2』では舞台が「監獄島」という閉鎖的な環境に移り、さらに「わらべ唄」に基づく怪談的な要素が中心となっています。

この方向転換は、推理好きなファンにとって「本格ミステリー」を期待していた分、大きな落胆を招きました。

特に、ホラーや怪奇現象がメインに押し出されたことで、現実的な推理要素やロジックを楽しみにしていたユーザーに「前作とはまったく違う」と思わせたのが致命的でした。

トリックも酷い、動機もこじつけ臭く、○した理由も失笑もの。

ホラー演出の過剰さと滑稽さ、メインストーリーはオチが特に酷かったです。

サブストーリーも何やらグロ多めで気持ち悪いだけで面白くない。

最高に駄作でした。




3.かまいたちの夜3→クソゲー

『かまいたちの夜3 三日月島事件の真相』
という本作、真相がクソすぎて笑いました。

殺○事件の本当の理由が財宝を守る館の主の怨霊ってなんやねん。

そのまま村上の悪意が原因で良かったじゃん...

三日月島事件の真相がクソすぎて失笑。
特に設定のこじつけが酷い。
無理やり整合性取ろうとしててもうめちゃくちゃ。

しかも、メインストーリーの最後で、わけのわからない寒いギャグ全開のオカルトバトルをするとは思いませんでした。
せめてサブストーリーでやってくれよ...

トリックも雑、分岐も極めて分かりづらい。(フローチャート式から劣化)
ゲームシステム的にも最悪の一言。


ピンクシナリオはまぁ普通でした。


そして最後の犯人編、美樹本が亡くなった後のケイコの暴走の話になるのですが、まぁ...はいはいって感じのシナリオ。

カナコちゃんが大好きだったんだね、で?
って感じ。

エンディングも似たようなものばっかりだし、ザッピングシステムも、どの主人公も似たような文章を繰り返し読まされる。

駄作も駄作、本当に時間の無駄でした。

かまいたちの夜は1だけやればいいと心の底から思いました。

















       
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