皆さんこんにちは、アベです。

先日、月とライカと吸血姫を全話視聴しました。

いやぁ、面白かったですね。

早速ではありますが、本作月とライカと吸血姫の感想と評価を話して行こうと思います。





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1.ストーリーの感想

まず、ストーリーの感想から話して行きます。

舞台は1960年代、共和国と連合国がしのぎを削りながら、全世界の人々が宇宙に夢を馳せる時代の物語です。

宇宙開発の名のもとに、共和国と連合国が人類初の有人ロケット打ち上げを目標にマウントを取り合っている状況です。

そんな中、宇宙飛行士候補生であるレフ・レプス中尉と、実験動物であるイリナが絆を深めていくのが本作アニメの大筋となっています。

実験動物である吸血鬼のイリナは人扱いされませんでした。
吸血鬼は人々から忌み嫌われており、侮蔑の対象でもあったからです。

そんなイリナにも夢がありました。
それは、月に行くことです。

イリナは実験体として極秘裏に宇宙に飛び立つ為、レフ・レプス中尉と訓練を開始します。

最初はイリナはレフの事を懐疑的で嫌っていましたが、訓練を重ねるに連れて信頼と絆を深めて行きました。

イリナとレフの心情の変化が本作の最大の見どころだと思いました。

レフは軍人なので、上官からイリナをモノ扱いしろと言われていて、中盤までは言うとおりに感情をあまり出さないようにしていましたが、終盤はイリナへの感情全開で好きになりました。

中盤までのレフはいまいち何を考えているのか分からないキャラでしたが、終盤は人間味が出ていて良かったです。

本作はイリナとレフの心情の変化がとても良く描写されており、独特な世界観と宇宙への渇望や挑戦と努力の描写もとても面白かったです。

最後は吸血鬼のイリナが全世界に認知され、全ての人種が平等に評価される新世界という可能性を広げる第一歩となりました。

全体を通して非常によくまとまっていて、とても面白いストーリーでした。

欲を言えばイリナやレフが宇宙から地球に降下してくるときの描写をやってほしかったかなぁと感じました。

イリナとレフがあれだけ特訓した描写があったのに、その1番盛り上がりそうなところをカットするんかーいwと思いました笑

原作はまだまだ続いているようなので、二期をもしやるのであれば楽しみです。

全体的に美しくも儚い雰囲気で良かったです。







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2.キャラクター・声優の感想

お次はキャラクターと声優さんの感想です。

本作は、とにかくヒロインであるイリナが可愛いです。

イリナは見た目も可愛いし、声も可愛いです。
さらに、古き良きツンデレを感じることが出来ます。

最近のヒロインは無条件で主人公の事を好きになったり、甘やかしてくるママみたいなヒロインが多いので、イリナの良さが際立ってましたね。

声優の林原めぐみさんの演技も素晴らしく、イリナにとても合っていました。
林原めぐみさんの起用は何でも制作側が頼み込んで起用された模様です。
並々ならぬイリナへの熱意を感じますね笑

主人公であるレフは最初は何を考えてるのかよく分からない微妙なキャラクターでしたが、終盤は感情を表に出してくれて良いキャラになりました。

本作はイリナとレフがメインの物語なので、二人の心情の変化が詳細に描かれててとても良かったです。制作側のキャラクターへの愛に溢れていましたね。

サブキャラクターも嫌なヤツばかりと思いきや、最終的にはいいヤツばかりでした笑

すごい勢いで手のひらクルクルしてくのは少し笑いましたが、サブキャラクタなのでセーフ。




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3.作画の感想

作画の感想ですが、全体的に悪くないです。
この手の作品は作画が悪くなりがちですが、明らかにイリナの作画に力が入っていました。

イリナやアーニャの作画はとても気合入っていて、その他の作画は普通と言ったところでしょうか。

イリナの表情の変化がとても多彩で、イリナの魅力をこれでもかと言うほど制作側が露骨に主張していました笑





4.音楽・SEの感想

OPですが、主題歌をアリプロが歌っていますが、なんだかとても懐かしく感じました。

OP含めて、なんだか懐かしい雰囲気が本作からひしひし感じました笑

音楽やSE含めてなんだか懐かしい感じで、作品に合っていました。




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5.総評



総評ですが、良作です。

ストーリー○
キャラクター◎
作画○
音楽○

肝心の宇宙飛行の描写が少ないのが気になりましたが、本作はイリナの可愛さを感じるのが大事なのでセーフ。

見る前はとても重い雰囲気の作品に感じましたが、実際は頭をカラッポにして見れる良作でした。

日常に疲れた社会人には良い癒やしになりました。








       
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