皆さんこんにちは、アベです。
昨今は不景気が続き、依然として学生の就活は難航している状況です。
高卒・専門卒・短大卒・大卒全ての学生が就活に四苦八苦していることでしょう。
本人だけでなく、親としても子供の将来に関わることなので就活はとても大事なイベントですね。
さて、不景気の現代ですが、それでも今も昔も就活で超有利なコスパ最強の学校があります。
それは、工業高校と高等専門学校(高専)です。
それでは何故就活でコスパ最強なのか?
その理由を解説していこうと思います。
1.工業高校とは?高等専門学校とは?学費について
まず、工業高校と高等専門学校について話していこうと思います。
工業高校とは、普通教科の他にも、工業系の専門科目を学ぶことが出来る3年生の高校の事です。
機械や電気、情報技術等の知識や技術を身に着けることが出来ます。
高校や科によって学べる内容は様々で、機械系や建築系などがあります。
高等専門学校(以下高専)とは、5年生の学校です。
高校の3年間+2年間の教育課程があります。
高専は、実験や実習を重視した早期の技術者教育を行う教育機関です。
5年間の一貫教育を行うため、プロフェッショナルとなるための専門的な知識を習得することが出来ます。
学歴は高等専門学校卒として、短大や専門と同じ扱いを受けることもあれば、会社によっては特別枠で短大や専門より優遇されていたりもします。
工業高校、高専共に専門的な知識や技術を身に着ける場と言えます。
ちなみ学費の話に少し触れますが、国公立では3年間工業高校・高専共に国公立の学費と同じで、
高専4~5年では年間23.5万円です。
なお、私立高専は年間授業料は約80万円と言われています。
2.工業高校、高等専門学校の就職率と就職先
工業高校、高専は就職を希望する学生に対して、非常に就職率が高いです。就職を希望すればほぼ100%と言っていい程内定が決まると言っても過言ではないレベルです。
(もちろんある程度の成績と内申点は必要ですが)
さらに、工業高校や高専の就職先って地元の中小企業も多いんですけど、
大企業も多いです。
トヨタやNTT、三菱電機、リコー、JR等々、誰もが知る大企業や知る人ぞ知る地元の優良中小企業で沢山の卒業生が働いています。
普通の高校や専門学校では決して行くことが出来ない企業から求人募集が来るので、工業高校や高専は普通の学校に比べてホワイト企業にいける可能性が極めて高いと言えます。
3.なぜ就職率が高いのか?理由解説
工業高校と高専の就職率がなぜ高いのかという理由ですが、
理由は簡単で、専門性が高く、他の学生に比べて高度な知識や技術を習得しているからです。
それだけではなく、一番の理由は企業と学校の信頼関係です。
言ってしまえばパイプですね。企業側にも数々の卒業生がOBとして働いていて、信頼性が築かれているわけです。
なので、基本的に推薦という名の形だけの面接で就職できる事が多々あります。
要は学校が推薦してくれたからうちは採用するよ~
と言った感じですね。
工業高校や高専では高い専門スキルや資格はもちろんの事、企業とのパイプで高い就職率を誇っています。
4.就職だけを考えるなら工業高校・高専はコスパ最強レベル
工業高校や高専は生産現場の技能職がほとんどです。
大卒と違い、基本的に営業や総合職などには就きません。
技術職の手に職タイプがほとんどです。
もちろん大卒と比べると年収は違いますが、大卒の場合は大企業に入るの自体が競争率が高すぎてかなり難しいです。
しかし、工業高校や高専ならばある程度良い成績と内申を取っているだけで推薦という形で大企業に就職することが出来ます。
もちろん、工業高校より高専の方がより大企業にいける可能性がかなり高いです。
というより高専卒は企業選び放題のより取り見取りと言っても過言ではないです。
しかしながら、高専は偏差値が高かったり、卒業までかなり大変だったりするので少しハードルは高いかもしれません。
工業高校は基本的に偏差値があまり高くないところが多いので、その高校で成績上位を取ることは難しくなく、大企業への推薦を手にすることのハードルはあまり高くないと思います。
大学へ行かずに就職を考えてる!
という人は工業高校・高専への進学はとても良い選択肢だと思います。
一度だけの人生、進学は慎重に考えていきたいですね。
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