皆さんこんにちは、アベです。

先日、ps4版のペルソナ5スクランブルザファントムストライカーズをクリアしました。

早速ですが、私見も含めて本作の感想を話して行こうと思います。

ストーリーの簡単な考察もしていますので、ネタバレ注意となります。









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1.ストーリーの感想・簡単な考察

まず、本作ですが完全に前作ペルソナ5の後日談となっております。

前作をプレイしていない方からすると、仲間との関係や設定等、間違いなく意味不明でしょう。

前作をプレイしてから本作をプレイすることを強くオススメします。

さて、ストーリーの感想ですが...
正直微妙だったかな...
と言った感じでした。

本作でも心の怪盗団が主役で、同じ改心する相手が敵となっています。

人のネガイを吸い上げたEMMAというAIがラスボスですが、AIの行き過ぎた暴走という有り勝ちな展開であまり盛り上がりませんでした。


それよりも、僕は近衛明と怪盗団の問答が1番の見どころだと感じました。

近衛明は、自分のような虐待の被害者を生まない為に人々を改心する。
怪盗団のやり方ではごく一部の悪しか改心出来ない。

だからEMMAを使って全世界の人間を改心する!

と言った主張をしていました。

近衛明は虐待の被害者であり、父を殺害している加害者でもあります。
幼少期のトラウマから、ヒーロー番組のヒーローに憧れ、自分なりのやり方で世界を救おうとしていました。


改心のシステム化で世界の子供達を救う。

これが近衛明の臨んだことでした。


しかし、心の怪盗団はそんなものはまやかしだと主張。
人々には自由が必要なんだ!
と真っ向から反論します。

近衛明のやり方は、心を牢獄に閉じ込めるだけ、怪盗団は心を牢獄から開放している、お前はネガイを奪っているだけ、怪盗団はキボウを与えていると主張。

意見の食い違いから真っ向勝負が開始されます。

しかし、僕は思いました。
これどっちも正しいこと言ってるなと。

なんなら、近衛明の方が正しいこと言ってね?
と感じてしまいました。

僕も歳をとったということなのでしょう、人間の汚いところを見続けてきた疲れ切った社会人目線からすると近衛明の主張が正しいのでは?
と感じてしまいました。


確かに近衛明のやり方は横暴過ぎる気はしますが、もう少しシステムのやり方を変えれば良くね?
と思いました。

例えば、犯罪者が収容されている施設の人間を改心させたりそんな感じです。

それなら善良な市民を改心させなくて済みますし...

まぁこのやり方も怪盗団からすれば横暴なのでしょうね、人の心を他人が操ってはいけない。なんとまぁ青い正義でしょうか。
眩しすぎますね。

結局、虐待や犯罪を犯すような人間を無くそうと人生をかけて努力した近衛明の方が偉くね?と感じてしまいました。

否定するだけなら誰でも出来る、ガンダムSEED DESTINYかな?と少し思いました。
もちろん見せ方のおかげで種死程ひどくはないですが。

果たして正しかったは近衛明なのか、怪盗団なのか、結果は分かりません。


とまぁこんな感じで、僕的にはあまりスッキリしない感じのストーリーでした。

王になった人達も救われてないですしね笑


ただし、新キャラである善吉とソフィア、怪盗団のわちゃわちゃした夏休みの日常が見れたのは良かったです。










2.グラフィック・UIの感想

グラフィックの感想ですが、グラフィックは文句無しで良いです。

アニメ調のグラフィックはかなり良い。
モデリングもモーションも素晴らしいの一言。

ただ、エフェクトが派手すぎて戦闘が見えにくかったのはちょっとマイナス点でした。


お次はUIの感想ですが、全体的にお洒落でペルソナらしいUIです。

しかし、メニューを選択する度にお洒落にキャラが動いてテンポが悪いのが鬱陶しく感じました。

メニューがモサモサしていたのが気になりましたね。

他の点は直感的に操作がしやすく不満に感じませんでした。









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3.アクション・戦闘の感想

お次はアクション及び戦闘の感想になります。

本作のアクションの感想ですが、正直微妙でした。

無双シリーズでお馴染みのコエテクが本作に関わっているようで、アクション自体はほぼ無双シリーズと一緒です。

その中で、ペルソナの魔法等を撃てるシステムとなっています。

他にもファントムムーブ等、周りの障害物を利用したスタイリッシュなアクションもあります。


が、アクション自体が何だか単調でいまいち熱中出来ませんでした。

本家のようなピリッとした難易度では無く、□□□△でペルソナの魔法を連打して弱点を付き、相手が強かったらR1でペルソナを召喚して弱点の魔法を連打すれば良いような戦闘でした。

正直なところ、かなり大味な戦闘でした。

SP回復も現実世界に戻れば簡単に回復できるし、戦闘中でも料理を大量に作ってしまえばいくらでも回復出来ます。

魔法を一方的に撃ち放題なんですよね...

アイテムや魔法に硬直が一切ないので、やりたい放題です。


お金も勝手にザクザク貯まっていくので金策の必要もなく、全体的に難易度は低めでした。

全体的に最初から最後まで戦闘でやることが変わらず、単調だと感じました。

カジュアル層の方にはお手軽で楽しいシステムだとは思いますが、ゲーマーからすると少し単調な印象です。


しかしながらペルソナ5の雰囲気を上手く落とし込んでアクションにしたのは素直に凄いなぁと思いました。







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4.総評

総評ですが、僕的には微妙でした。
60点ぐらいでしょうか。
佳作といった感じです。

グラフィック◎
ストーリー△
キャラクター◎
アクション・戦闘△
UI△

こういった感じでしょうか。

ネット上では本作の評価はかなり高いようですが、僕的には微妙でした。

前作ファンなら買いだとは思いますが、好き嫌いが分かれそうな作品でもありますので、注意が必要かも。









       
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