皆さんこんにちは。
今回は、三國無双シリーズの売上の推移と、三國無双シリーズがオワコン化した理由についてまとめて行こうと思います。
1.三國無双無双シリーズの売上推移

まず最初に、無双シリーズの売上になります。
比較しやすいようにマザーシップタイトルのみ発表していきます。
真・三國無双 33万本
真・三國無双2 117万本
真・三國無双3 124万本
真・三國無双4 105万本
真・三國無双5 37万本
真・三國無双6 47万本
真・三國無双7 30万本
真・三國無双8 15万本
三國無双シリーズの売上推移を見てみると、無双5から売上が激減している事が分かります。
無双5と言えば、ちょうどPS3に変わった辺りになりますね。
PS2時代の無双の売上はミリオンヒット多発とまさに無双していました。
ではなぜ無双シリーズの売上はここまで下がってしまったのか?
理由を解説していこうと思います。
2.三國無双シリーズ低迷の理由

理由① 度重なるマンネリ(ストーリー)
三國無双と言えば、魅力的な武将たちが織りなす重厚なストーリーが魅力の一つです。
実際に、武将毎、勢力毎のストーリーは楽しく、熱中するほど楽しんでいました。
が、しかし、僕は三國無双2〜8まで全てのシリーズをプレイしていますが、正直シリーズが続くに連れてマンネリ感が否めません。
無双シリーズは三国志がベースとなっている為、ストーリー自体を大きく変えることが出来ません。
三國無双6で、ストーリーが勢力毎になり、よりドラマティックなストーリーが展開されて一時的にマンネリは解消されましたが、武将毎のストーリーが無くなったので賛否両論でした。
さらに、後期の晋が追加され、新たにストーリーと追加されて新鮮さもありました。
が、それも一度きりのテコ入れであり、今では完全にマンネリ化してしまっています。
三國無双シリーズは演出自体は強化されていますが、如何せんまたか...と言った流れしかありません。
プレイしていて既視感だらけで新鮮さが全くないんですよね。
三國無双シリーズはキャラクターとストーリーが売りの一つなのですが、如何せん全体的なマンネリ感が否めません。
理由② 度重なるマンネリ(アクション)
三國無双シリーズと言えば、爽快感溢れる無双アクションが有名です。
敵軍を単騎で切り開いていく様はまさに一騎当千。
プレイしていても、気持ちよくプレイすることができます。
シリーズが進むに連れてアクションやモーションそのものも少しずつ進化しており、爽快な無双アクションを楽しむ事ができます。
が、しかし、三國無双シリーズの売りである一騎当千の爽快アクションもマンネリ化が激しいです。
シリーズが進むに連れてアクションは細かい変化がありますが、基本的にはボタン連打して無双奥義出すだけ。
というアクション性であり、ぶっちゃけ飽きます。
ネット上では草刈りと呼ばれており、いくら敵兵を倒しまくろうともやっていることが変わらないので爽快感があろうがすぐに飽きてしまいます。
シリーズ未プレイなら新鮮で楽しいかもしれませんが、シリーズ経験者だと音速で飽きる可能性があります。
さらに、最新作だと武器によってモーションすら統一化されているので個性すらありません。
これは特に最悪です。
マンネリ化が加速してしまいましたね。
理由③ 無双8のオープンワールドの失敗
最新作である三國無双8ですが、売上本数が15万本とシリーズで最低本数を記録しました。
細かい理由は省きますが、三國無双8からの試みであるオープンワールドが致命的に合っていなかったのが原因でしょう。
三国志の舞台を自由に動き回れると言えば聞こえはいいですが、似たようなだだっ広いスカスカマップを延々と走るだけです。
ファストトラベルも使えますが、ぶっちゃけ三國無双とオープンワールドの親和性は最悪でした。
武器やモーションも統一化されていて武将毎の個性も皆無。
ネット上での評判もかなり悪いです。
ぶっちゃけ、マンネリ化していた三國無双シリーズにとどめを刺したかもしれません。
④シリーズが続きすぎている(新規が入りづらい)
三國無双シリーズと言えば、三國無双8まで出ていますが、外伝作品も多数発売されています。
ここまでシリーズが続くと、ぶっちゃけ新規ユーザーが入りづらいんですよね。
シリーズものとなると既存のファンが買う可能性が高く、新規の人は無意識的に購入を避ける傾向にあります。
もし次回作が出るとなると、三國無双9ですからね。
新規ユーザーがよっしゃ買ったろ!とは中々ならないと思います。
以上が残念ながら三國無双シリーズがオワコン化している理由となります。
シリーズが続きすぎた結果、テコ入れはあるものの、テコ入れ自体の失敗、全体的なマンネリから抜け出せずにいます。
3.コラボ無双の売上

コーエーテクモは多くの無双シリーズを発売しています。
最近発売された人気作だと
ファイアーエムブレム無双 風花雪月
100万本以上
ゼルダ無双 災厄の黙示録
300万本以上
となっております。
三國無双シリーズより、他作品とコラボした無双作品の方が売上がかなり高いです。
めちゃくちゃ売れてるんですね、調べてみてびっくりしました。
4.三國無双9は発売するのか?
コーエーテクモゲームスは、2022年度の決済はかなり好調でした。
色々なゲームが大ヒットした結果ですね。
しかし、残念ながら三國無双シリーズはあまり会社に貢献していると言えないでしょう。
他作品が売上好調の今、売上が絶不調の三國無双の新作を出すことは社内的に難しいのではないかと思います。
が、しかし、三國無双は無双シリーズの元である為、コーエーテクモゲームスとしても思い入れが強いと思われます。
三國無双シリーズの再起を図り、コーエーテクモゲームス社内で熱い想いを持った人達が三國無双9の社内審査でGOを通すかもしれません。
僕個人としては三國無双シリーズは好きなので、是非とも新作を出して欲しいと願っております。