皆さんこんにちは、ゲーム大好きリーマンのアベです。
僕は龍が如くシリーズは6以外、外伝含めて全てプレイしています。
なぜ6はプレイしていなかったかと言うと、発売当初評判がめちゃくちゃ悪かったからです。
しかし、龍が如くファンとして、桐生一馬の最終章は是非とも最後まで見届けたいと思い、今更ですが龍が如く6をクリアしました。
うーん、正直クソでしたね。
では今回は龍が如く6の何処がクソだったかを含めて感想等を私見も含めて色々書いて行こうと思います。
ちなみにネタバレ全開なのでご注意くださいませ。
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1.ストーリーの感想
龍が如くってストーリーが一番大事だと思うんですよね、極道・仁義・熱い男達の戦いというテーマが龍が如くにはありました。しかし、今作には熱い展開より胸くそ悪い展開が多いです。
ストーリーを簡単にまとめると、
遥が家出→遥が事故って妊娠発覚、ハルトを産んでいた→桐生さんが広島に行って何やかんやで勇太という遥を孕ませた男を見つける(ヤクザ)→勇太は中国マフィア総帥の息子で、桐生さん達と共に陰謀に巻き込まれる→黒幕は巌見恒雄と菅井、東城会を乗っ取ろうとしていた→桐生さんたちが成敗→桐生さん責任取って死んだことになる(2度と表舞台に立てない)→遥と勇太とハルトはあさがおで幸せな日々を送る→end
めちゃくちゃ簡単にまとめたんですが、大まかなストーリーの流れはこんな感じです。
大まかな流れだけ見るとふーんそんな感じなんだ、悪くなさそうじゃん。
と思うかも知れませんが、実際プレイして見ると違和感の連続でした。
尾道の秘密、政治家の癒着、利権、等などこれって極道もの?と言った違和感がありました。
また、ラスボスである恒雄君と菅井は非常に小物であり、恒雄君は力への渇きとか言いつつ女子供を人質にして一方的に殴り殺そうとします。
しかし、桐生さんとタイマンした結果、
情けない声を上げたかと思えばこれです。
小物すぎて笑えました。
これが桐生さんの最後の相手かぁと思うと悲しくなりましたね。
もっと郷田とか峯とか、そんなキャラがラスボスであって欲しかったです。
菅井なんて良くわからないけど自殺しましたからね、笑えます。
また、これまで龍が如くシリーズで活躍してきたキャラクターが空気です。
桐生一馬最終章というのに、真島や冴島や大吾等が空気です。
どれぐらい空気かと言うと、エンディングまで塀の中にいます。
今までのまとめということならこういった人気キャラクターを活躍させて熱い話にした方が絶対に良かったと思います。
今作は新規の芸能人キャラばかりですからね。
何だかんだ言いましたが、全体的な話の流れは絶望的に悪かったまでとは言いません。が、龍が如く6でやるべきでなかったと思います。
これが新規のナンバリングタイトルなら許せたかなって感じです。
桐生一馬の最終章と歌いつつ桐生さんがとにかく報われない、そんなストーリーでした。
ストーリーを語る上で愚痴がとんでもない程まだまだ出てくるので、次で語ります。
2.クソだった点
えー、ここが本題です。クソだった点をとにかく大量に書いて行こうと思います。まず一つ目、棒読み芸能人の大量起用です。
真木よう子を始めとしたビートたけし等、黒幕も含めて棒読みでいい加減にしろと思いました。
龍が如くってオリジナルキャラクターが人気あるわけで、芸能人からの実写キャラって基本的に人気ないんですよ。
しかも今作は新規芸能人キャラが味方と主要敵の大部分を占めているので違和感バリバリ。
いつから龍が如くは芸能村になったんだと違和感バリバリ、さらには桐生さんは出会ったばかりの宮迫(ヤクザ)と兄弟とか言い出す始末。
うーん、秋山の方が5000倍兄弟だと思うんですが(^o^)...
とまぁこんな感じで棒読み芸能人が物語のキーマンであり、いい感じでストーリーを盛り下げてくれました。
遥の旦那が藤原竜也って笑
お次は2つ目、遥がクズすぎるという点です。
本来遥は悲しい過去から思いやりがあり、人に気を使えて自分と家族の将来を真剣に考えられる優しい子でした。
ヤクザ(桐生さん)に育てられた境遇からアイドル活動を経て引退して、しかしその過去が原因でマスコミに追っかけられて家出をします。(あさがおの皆に迷惑かけない為)
まぁ龍が如く5で大勢のファンの前でライブ中に引退したのも意味わからなかったですがそこは置いときます。(朴さん可哀想)
そして遥は広島の尾道に流れ着き、なんとチンピラヤクザとワンナイトラブを決め込み孕みます。
これには勇太君もびっくり、一回しかやってないのに妊娠するなんて!?
とクズ全開の言い訳を始めました。
遥は弱っていた所にイケメン(ヤクザ)に優しくされて股を開いたのです。
遥も結局弱い人間だったという事ですね、そこはまぁ理解できます。
しかし、ストーリーを続けていくうちにとてつもない違和感に襲われます。
それは、勇太絶対遥かのこと好きじゃねぇだろ。と言った違和感です。
作中、遥は勇太の事好きになるようなエピソードがありました。マスコミを陰ながらぶん殴ってカメラを破壊していたシーンです。
おそらく、遥はここに桐生さん的な優しさを見たのではないかと思います。
そして惚れたと。
しかし勇太側から遥に対しての想いを込めた発言って全くなかったんですよね。
考えているのはいつもハルトや敵討ちのことであり、遥のことはいつも二の次でした。
エンディングでも一緒に住もう!一生守る!好きなんだ!的な告白をしたら勇太を男として良いやつだなと感じたんだすが、実際は俺なんかが一緒にいちゃダメだよな...?的なヘタレ具合でした。
勇太はイイヤツなんですが、これでは桐生さんも不安でしょう。
最後は桐生さんは死んだことになり、何と遥は元ヤクザである勇太君を引き連れてあさがおに戻りましたとさ、めでたしめでたし(笑)
もうね、バカかと。
親が元ヤクザだからあさがおの子供達に迷惑がかかると言って家出してとんでもない大事件を起こしたのに、結果元ヤクザの旦那を引き連れてあさがおに帰還します。
開いた口がふさがりませんでした。
違和感しかない、桐生さん何ひとつ報われてないですけど?
桐生さんの心情を考察するとつらすぎるのでやめます。
でも桐生さんもエンディングで語っていた通り、自分な役目(東城会四代目)を全うせずに、好き勝手やっていたのも事実ですが...
それは置いといて、バカ遥が避妊せずにヤクザと子供を作った結果、とんでもない陰謀に巻き込まれたというストーリーでした。
うーん、ゴミw
お次は3つ目です、それは新エンジン(ドラゴンエンジン)に変わった事で色々なものがショボくなったことです。
具体的に言うと、ヒートアクションが激減したり、モーションが微妙になったり、神室町の行ける範囲が縮小していたりです。
ゴールデン街やホテル街が不自然に工事中で通行止めになり行けなくなりました。
ヒートアクション激減により戦闘に爽快感がなくなりました。
一応アルティメットヒートモードがあるんですが、発動まで無防備でダメージくらい放題のくせにスーパーアーマー無し。
爽快感の欠片もありませんでした。
また、落ちてる武器の攻撃力が異常に高く、素手の攻撃力が異常に低いです。
武器が落ちてない時の桐生さんはランニングドロップキックを繰り返すマシーンになります。
普通に殴り合ったら桐生さん激弱なので、そんな情けない戦法になってしまいます。
バランスがとにかく悪かったですね。
正直戦闘つまらなかったです。
最後に4つ目です。ミニゲームやライザップが苦痛でしたら。
中でも、ストーリー中に強制的に何度も何度も何度も何度も差し込まれるハルトをあやすクソミニゲームが特に苦痛でした。
これは少し歩く度に発生するクソミニゲームで、良くわからない無理やりなコントローラーを傾けるシステムで、ハルトを高い高いとか横に振り回したりしてあやします。
ゲージがMAXになったらクリアです。
これが本当にストレスそのものであり、本気で龍が如く6のプレイを辞めようと何度も思いました。
このクソミニゲームを考えた社員は今すぐクビにしてほしいレベルで苦痛でした。
真面目にあのミニゲーム面白い!と思ったプレイヤー存在するんですかね?疑問です。
あとはライザップ関連のイベント含めて全てが寒かったです。
面倒くさいだけ、本当にいらなかった。
企業案件と言え、センス無さすぎでした。
3.良かった点
愚痴を言ってるだけではアレなので、龍が如く6の数少ない良かった点を上げていきます。
まず、龍が如く6からPS3とのマルチが終了しPS4独占タイトルとなり、ドラゴンエンジンという新たなエンジンで生まれ変わりました。
なので、これまでのシリーズと比べてグラフィックが綺麗です。
今となっては龍が如く7やジャッジアイズシリーズにそのグラフィックも食われた感はありますが、桐生一馬が主人公である龍が如くシリーズではグラフィックは断トツで綺麗です。
他に良かった所と言えば、サブイベントも含めて全てフルボイスになっている所でしょうか。
やはりボイスがあると臨場感が増して良いですね、龍が如く6の数少ない良い点です。
しかしその代償としてサブイベントの数が激減していますが...
良かった点はこれぐらいですかね。
4.結論:龍が如くシリーズファンはプレイするべきでない
僕から間違いなく言えるのは、桐生さんファンのシリーズプレイヤーがプレイするべき作品では無いと言う事です。今までの人気キャラが総じて空気で芸能村となっており、かつ遥含めたキャラがバカばっかです。
余談ですが、数少ない有能キャラが広瀬一家の松永と田頭なのが笑いました。
さらに龍が如く6は桐生さんがとんでもない程不憫な終わり方になるので、救いが無いです。
なぜこんなバカシナリオにしてしまったのか、遥はもう少し何とかならなかったのか。
脚本家を恨みます。
僕は龍が如くシリーズの大ファンであり、桐生一馬という人間が大好きです。
龍が如く6をクリアしましたが、結果後悔しました。
龍が如く7はとても面白かったので、これからのシリーズに期待ですね。
よく復活したなと感心しました。
以上、クソゲーの感想でした。