皆さんこんにちは。

先日、Switchのドラゴンクエストトレジャーズをクリアしました。

早速ですが、ドラゴンクエストトレジャーズをクリアした感想と評価をまとめて行こうと思います。






1.良かった点

462




①グラフィック

本作はグラフィックが特に良かったと感じました。
カミュとマヤのグラフィックを始め、モンスターのグラフィックも良かったです。

モーションや表情のバリエーションも豊かで、暖かい雰囲気のドラクエワールドを再現していました。






②宝のバリエーションが豊かで集めてて楽しい

本作は宝探しがメインで、そこら辺から宝をザクザク掘るのですが、宝の内容がバリエーション豊かで楽しいです。

歴代ドラクエの装備品から貴重品、果てはモンスターの像等も手に入ります。

ドラクエファンは間違いなくニヤリとするお宝ばかりなので、お宝採取の楽しさがあります。

あぶない水着の価値が2000万Gを超えているのは笑いました。







③広いフィールドとBGM

本作は複数の島という名の広いフィールドをひたすら駆け回るのですが、フィールドが広く、初見の場所を駆け回るのは楽しいです。

また、フィールドによってドラクエの歴代の名BGMが流れるのでテンション上がります。

名BGMを使い回せるのはスピンオフ作品の良いところですね。










2.悪かった点



997




①アクションが稚拙

本作はアクションゲームなのですが、残念ながらアクションが稚拙です。

主人公は短剣で切りつけられるのですが、ダメージは微々たるもので、基本的に戦闘は仲間モンスター3体に依存します。

終盤は仲間に補助や回復がメインとなるのですが、これがまぁ単調でつまらない。

アクション自体もモッサリしており、爽快感は無いです。

また、仲間モンスターのAIも頭が悪く、回復しないわ瀕死なのに突っ込んで死ぬわで酷かったです。

仲間モンスターへの命令も行け!あつまれ!しか出来ないのが本当に残念でした。

せっかく各モンスターにスキルという個性があるのだから、ガンガンいこうぜとか、命を大事にとか、各モンスター毎に設定したかったです。

そのおかげで、ベホマを持っている仲間モンスターが全く回復せず、死んでいく仲間モンスターを日常的に目にしました。

しょうがないので僕がベホイミ弾をひたすら撃つ羽目に。

仲間モンスターへの依存度が高いゲームなので、そこら辺もう少しなんとかしてほしかったです。

あと、仲間モンスターが基本でかいので、視界を遮ってきて邪魔でした。
透過してはいるものの、マジで邪魔。






②探索スキルが固定されている

ハイジャンプや滑空など、モンスターによって探索中に発動出来るスキルが固定されてしまっています。

その為、ある程度パーティが固定されてしまいます。

ハイジャンプや滑空は探索にはもはや必須スキルで、無いと探索が非常に不便です。

しかし、探索スキルがモンスターの種類によって固定されているので、パーティーの自由度がこれのせいでかなり制限されてしまいます。

最悪無くてもなんとかなるのですが、間違いなく無いと不便なスキルがハイジャンプと滑空ですので、そこら辺本当になんとかしてほしかったのです。





③モンスターの種類が少ない

本作はドラゴンクエストの名を持っているものの、モンスターのバリエーションが非常に少ないです。

ドラクエ世界のモンスターを仲間に出来るゲームで、一緒に旅して仲間のモンスター達とアクションで戦える夢のような内容のゲームなのですが、とにかくモンスターの種類が少ないです。

えっ?マジでこれしかいないの?
とプレイしていて誰もが思うのではないでしょうか。

モンスター自体の数は、色違いモンスターで水増しされています。

ガチで似たようなモンスターしか出てこないので、終盤以降はもういいよ...
と思いながらプレイしていました。

せっかくのドラクエスピンオフ作品なのだから、モンスターの種類を豊富にしてほしかったです。








④マンネリ化が激しい

本作は基本的にフィールドを探索し、お宝を掘り続けるゲームなのですが、序盤こそワクワクして楽しいものの、後半以降はマンネリ化が激しいです。

やることが常に変わらず、お宝が重複し始めたらもう最悪。
お宝が重複するシステムはやめようよ...
と素直に思いました。

モンスターの種類が少ない、やることが同じ。
プレイ内容とプレイ時間の殆どがマラソンとおつかいということもあり、後半以降は激しいマンネリ感に襲われました。






⑤ストーリーがあってないようなもの

本作のストーリーはあってないようなレベルの陳腐なものでした。

決してドラクエ11のようなストーリーを期待してはいけません。

子供でも鼻で笑ってしまうようなレベルの取ってつけた感満載のうっすいシナリオです。

なにやら感動的な描写はあるのですが、残念ながら全く感動しませんでした。








⑥集めた宝は売ることも装備することも出来ない

お宝は種類自体は沢山あるものの、飾ることしか出来ません。

武器として装備することも不可能。
売ることも不可能。

最初のうちはお宝集めは楽しいのですが、後半はお宝を集めるモチベーションが全く保てませんでした。
お宝発掘モーションもクソ長いので、ひたすらダルかったです。

お宝の使い道、もう少し何とかしてほしかったですね、正直なところ。









3.総評

728




最後に総評ですが、非常に微妙な出来でした。
点数にすると、55点ぐらいでしょうか。
佳作と言っていいかどうか微妙なラインです。
が、決してクソゲーではありません。

ストーリー✕
グラフィック○
システム△
アクション△
ボリューム△

こんな感じですね...


なんだろう、全てに対してもったいない。

素材自体は非常に良く、手を加えればかなり面白くなりそうな気がしました。

もう少し開発に力を入れてくれれば良ゲーだなぁと感じた、そんな作品でした。


























       
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