皆さんこんにちは。
先日、真流行り神3をクリアしました。
今回は、真流行り神3をクリアした感想と評価を個人の感想と共に話して行こうと思います。
1.良かった点

①シナリオ
本作は、真流行り神シリーズで1番シナリオと雰囲気が良かったと感じました。
無印の流行り神シリーズを思い出すような印象を持ちました。
都市伝説を題材とした不気味な雰囲気を持ちながら、人間ドラマがしっかりと描写されており、プレイしていて楽しかったです。
中でもお気に入りのシナリオは3つありました。
隙間女、両面宿儺、悪魔のメルヘンカルタが特に面白かったです。
人間ドラマもありつつ、ゾクッとするような演出や、サスペンス要素も詰まっていた本作のシナリオはかなり良かったと感じました。
また、本作も科学ルートとオカルトルートが存在しており、どちらをクリアしてもシナリオが矛盾しないのは良かったです。
(ただし、オカルトルートが正史感は否めない)
基本的には科学ルートとオカルトルートどちらもクリアすることでシナリオが完全に補完されるようなイメージですね。
どちらも楽しめました。
間違いなく真シリーズで1番のシナリオの出来だと思います。
②優秀なUI
本作は科学ルートとオカルトルートで別れる他、バッドエンドが大量に存在します。
故に、いちいち最初からやり直すと死ぬほど面倒くさいです。
その救済策として、かなり細かいフローチャートが存在しています。
フローチャートがかなり細かく、どこからでもやり直しが容易な為、ノンストレスでバッドエンドを回収したり、分岐したり出来ます。
その他のUIも、ノベルゲーとしてストレス無くプレイすることが出来ます。
③CGが綺麗
本作はイベントCGがかなり綺麗です。
ホラーとして、ゾクッとするような不気味さと綺麗さを兼ね備えているCGでした。
また、立ち絵のクオリティも過去作より上がっているように感じました。
真1のようなグロいだけのイラストはないのでそこも良かったです。
2.悪かった点

①本筋が絶妙に進まない
本作のラストで過去作のキャラ達がF.O.A.Fと接触するシーンがありますが、全体的な大筋のシナリオが進んでそうで進んでない気がします。
真シリーズも3作品目となり、無印からだと6作品目になります。
一体いつまで引っ張り続けるつもりなのでしょう。
途中で丸投げは勘弁してほしいところです。
②ボイスがない
本作は6980円で発売された所謂紙芝居形式のゲームですが、なんとボイスがありません。
シリーズ通してボイスは無いものの、ボイスのオン・オフを設定出来てもいいのではと思います。
フルプライスのノベルゲーでボイスが無いのはちょっと...
と感じてしまいます。
ボイスは没入感にも繋がるので、新作ではオン・オフ出来る機能をつけてほしいです。
(制作費の関係で渋ってるのかも...?)
③何やら腐展開ある
本作は「ぼ...俺は...」の坊っちゃんデカと、ベテラン刑事のペアがとくそうに加わるのですが、めちゃくちゃ腐臭いです。
なぜ流行り神のメインメンバーでこんな腐臭い展開をしてしまうのか、僕には理解出来ませんでした。
坊っちゃんデカは憧れと言っていますが、とてもそうは見えないんだよなぁ...
正直、隙間録でご飯作ってるのキツかったです...
相棒の健康的な食生活の為に35年ローンで高級マンション買ったり、
相棒が他者と仲良くすれば嫉妬全開で睨んだり、平時は2人きりで外食に行って休日は手作り料理を振舞うとかドン引きしました。
そういった腐要素は流行り神でやってほしくないです。
④フルプライスの割にボリュームが少ない
全シナリオ、全ルートをクリアしても15時間もかからずに終わりました。
流石にこの値段でこのボリュームは少ないかな...
3.総評

最後に総評になりますが、個人的には良作だと思いました。
悪い点もありますが、間違いなく真シリーズでは1番面白いです。
流行り神シリーズが好きな人であれば、それなりに楽しめる作品だと思います。
ただし、