皆さんこんにちは。

今回は、Switchの真・女神転生5を隠しエンディングまで終わらせ、DLCの人修羅まで倒した僕が本作の感想を話して行こうと思います。





1.ストーリーの感想

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ストーリーの感想ですが、割りと良かったです。

主人公はひょんなことからナホビノと呼ばれる神になり、本当の東京が崩壊している事をしり、ダアトに身を投じて、神や悪魔と世界の未来を賭けた戦いに巻き込まれていく……というのが大まかなストーリーです。


序盤から女神転生シリーズにありがちな流れですが、荒廃した東京と現代の作られた東京を行き来しながらの世界観はとても良かったです。

現実の作られた東京が悪魔達に進攻されたり、天使と悪魔の戦争の中、神の座を争う流れは面白かったです。


最終的には、どっちつかずだった主人公=プレイヤーに究極の選択が迫られます。

それは、神の座に座り、この世界をどうする?
と言った内容の選択肢です。

プレイヤーの選択次第により、物語のラストが分岐します。


①これまでの世界を保守的に守り維持する。   多様性を否定し、変化のない世界へ


②様々な神の元、多様性のある自由な世界を望む
一見いい感じに見えるが、争いや諍いが絶えない世界へ(弱肉強食の世界)


③座を破壊するルート
世界は混沌へ。
悪魔と人間は絶えず戦争し、人間は悪魔と戦う術を身につけるも人口は加速度的に減っていく...


④真エンド
全ての神魔が消え去った世界で、人間だけの世界を創造するルート。
真の姿になった大魔王ルシファーを倒し、輪廻のマンドラの法則を打ち破り、人間達だけの日常が戻ります。
マンダラを超えた世界の行く末は如何に...



と言ったストーリーの内容です。


実に女神転生シリーズっぽいストーリーです。

良く言えば安定、悪く言えばマンネリ。

個人的には、人間・悪魔・天使とそれぞれの各キャラクターが濃く描かれていてストーリーは面白かったです。

ただ、ストーリーの分岐が面倒臭いのがちょっとアレでしたね。


本作はストーリーの他にもサブストーリーと言うなのクエストが沢山用意されていて、色んな悪魔と会話や交流が出来るのが非常に良かったです。











2.戦闘の感想

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戦闘の感想ですが、安定して楽しかったです。

弱点をつくと行動回数が増えるプレスターンバトルを採用しつつ、演出等が凝っていたりとプレイしていて楽しかったです。

難易度は相変わらず高め。
難易度ノーマルでもバックアタックを食らったら余裕で死ねます。

特に序盤が主人公ナホビノが弱すぎてかなりキツい印象でした。

色々スキルが育ったり、レベルが上がってからは大分楽になります。


レベル差補正がデカすぎたり、若干テンポが悪いのは気になりました。

早送り機能が充実したらなお良かったと思いました。


雑魚だけでなく、ボスも相変わらずかなり強いので、終始歯ごたえのある戦闘を楽しめました。

仲魔のスキル編成を考えたり、試行錯誤することで戦闘を有利に進めて行く事が出来るとどんどん楽しくてなっていきました。


余談ですが、DLCボスの人修羅が化け物クラスに強かったです。

シヴァという裏ボスを倒せるぐらいじゃ歯が立たないレベルで強いです。

普通に一周目をしていたらまず倒せないんじゃね?と思うレベルです。

まぁ一周目でも相手の行動パターンを完全に憶えて対策していけば何とかなるんですけど、普通にプレイしていたらかなりキツいです。

周回プレイのモチベーションとして人修羅を設置したのかな?
と思うレベルでした。

人修羅との理不尽戦闘も試行錯誤を繰り返し、勝つことが出来たので楽しかったです。


ザコ敵まで会心確定マガツヒを使ってきたり、SP消費が重すぎたりと煩わしい部分もありましたが、総じて戦闘は良かったです。






3.探索・マップ周りの感想

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本作の1番の問題点がここ。
探索が死ぬほどダルいという点です。

1つ1つのマップがめちゃくちゃ広いだけでなく、高低差が凄い事になっており、行ったり来たりと目的地に到着するだけでかなりの時間を要します。

今までの女神転生シリーズでは考えられないぐらいマップが複雑で煩雑です。

全体マップでは高低差も分かりづらく、かなりすとストレスがたまる仕様になってしまいました。


また、魔王城というマップでは謎解き要素も追加され、死ぬほど面倒臭かったです。

魔王城というクソマップのせいで、ゲームを辞めようかとふと頭に過ぎった程でした。


RPGで新境地を開く新たな試みなのかもしれませんが、僕の場合、RPGでそんな煩雑な移動を求めていなかったので本当に煩わしかったです。

探索しがいのあるマップと言えば聞こえは良いですが、最初の方は楽しくても後半はどんどん面倒くさくなってしまいましたね。


マガツカがマップ情報を覆い隠すと言ったクソ嫌がらせシステムもウザかったです。

が、龍脈によるファストトラベルや、ナビゲート悪魔によるアイテム探索システムは良かったと思います。

これが無かったら本気で発狂してたかもしれません笑







4.悪魔合体・システム周りの感想




悪魔合体やシステム周りの感想ですが、これも賛否両論だと感じました。


まず良かった点としては、悪魔の種類が豊富でグラフィックや演出が素晴らしいこと。

そして、お目当ての悪魔を簡単に合体できるシステムが搭載されているのも◎

写せ身で主人公や仲魔を簡単に強化出来て 楽できます。

悪魔とのスカウト会話は楽しく、悪魔合体して強い悪魔を作っていくのは相変わらず楽しかったです。




が、しかし
良かった点はそれだけで後は不満だらけでした。

まず悪かった点として、
写せ身の入手難度が高い上にストックが1つしかないのが不満でした。

また、本作も例外でなく悪魔合体をしまくるゲームなのですが、普通にプレイしていると慢性的な金欠に陥ります。

一応神意を利用してマッカを安くすることが出来ますが、神意も慢性的に足りない為、割り振りの判断が難しいです。

DLC無しであれば、周回プレイは必須かなと感じました。


全体的に見て、快適にプレイしたければDLCを買ってね!と言ったのが透けて見えるバランスでした。

DLCの悪魔イベントもサッパリとしたもので、最初から入れとけよと突っ込みたくなるレベルではありました。

仲魔のレベルも非常に上がりづらく、魔導書ブーストは必須です。

また、仲魔や主人公のスキル枠等を拡張する神意システムですが、これがまた面倒くさい。
終盤までスキル枠が8つにならないのが特にストレスに感じました。

神意でスキルを開放することで快適にプレイ出来ていくシステム自体は良いと思うんですが、如何せん開放するまでが遠かったり、必要ポイントが重すぎたりと面倒くさかったです。

全体的に痒いところに手が届かない、微妙にシステム周りにストレスを感じました。


周回前提の作りなのに、マップが複雑すぎて周回がダルいのも何だかアンバランスだなぁと感じました。

また、やりこみ要素的なエンドコンテンツが圧倒的に物足りないのが不満でしたね。


ただ、Switchの性能でロード時間がそれ程気にならない上に、グラフィックが全体的に綺麗なのは良かったと感じました。








5.総評

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最後に総評になります。

本作を点数で評価すると、75点と言ったところです。
総合で言うと、良作でした。

歯ごたえのある戦闘や、悪魔合体による育成要素は文句無しで楽しめました。

が、システム周りやマップの煩雑さが足を引っ張っていた印象です。


ストーリー○
グラフィック○
演出○
戦闘◎
悪魔合体◎
探索✕
システム△
やりこみ要素△


項目で分けると個人的にはこんな感じの評価になります。

もう少し作り込んだ完全版が出そうな気がします。











       
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