皆さんこんにちは。
今回は、PC版のウォーロンをクリアした感想と評価を話して行こうと思います。
ちなみに僕はいわゆる死にゲー呼ばれるジャンルのゲームを一通りプレイしています。
1.ストーリーの感想

まずストーリーの感想ですが、あってないようなものです。
こういったアクション主体のゲームでストーリーを求めるのはお門違いかもしれませんが、それにしても中々突っ込みどころ満載で酷かったです。
これなら無い方が良くね?
と言ったレベルでした。
まず、本作は三国志がベースとなっており、三国志を知らない人からすると登場人物ほぼ全員意味不明です。
しかも無駄に登場人物が多いため、各キャラクターの掘り下げが全くなく、感情移入もし辛いです。
有名な三国志の武将が死んでも全く何も感じませんし、有名武将のモブ感も半端なかったです。
ストーリーの流れも、基本的に味方武将が妖魔化して倒すの繰り返しなので、つまらなかったです。
一応、続編を匂わせた終わり方ではありましたが、この様子では次回作もストーリーは微妙かなと感じました。
唯一良かったのは、紅晶ちゃんが死ぬほど可愛かったことですかね。
やはりコエテクの女性キャラクターのモデリングは素晴らしいと思いました。
2.アクションの感想

本作の特徴は、主人公+2人の仲間を同行させて戦うシステムが採用されており、世間ではいわゆる死にゲーと呼ばれるジャンルです。
また、本作のアクションですが、仁王+セキロウのようなアクションとなっています。
本作の最大の特徴は、化勁と言う名のパリィを駆使し、気勢ゲージと言う名の体幹ゲージを管理しながら戦うゲームとなっています。
パリィは、ガード入力をしながら○ボタンを入力することで発動することが出来る受け流しのようなもので、ガードしながらパリィが出来ると言ったシステムは死にゲー初心者には優しくて嬉しいものではないでしょうか。
死にゲーの新しい救済措置とも言えるシステムは結構良いアイディアではないかと思いました。
パリィ事態もそこそこ爽快感があり、連続でパリィを成功させ、気勢ゲージを削って大ダメージを与える楽しさはありました。
しかし、全ての攻撃をパリィで防げるので、少し単調になりがちかなとも思いました。
それならずっとガードしながらパリィ連打すれば最強じゃね?
と思いきや、相手の攻撃をガードしたり、パリィ行為をすると気勢ゲージがモリモリ減っていき、この状態でガードすると、一定時間行動不能になるので、割りと良いバランスでした。
しっかりとゲージを管理する必要があり、ここらへんの駆け引きは面白かったです。
悪い点として、カメラワークが終わってるぐらい悪い事が多々あったのが不満でした。
また、同行するNPCの武将がデフォルトだとクソ弱いのも微妙でした。
気勢ゲームをモリッと使い、謎の応援で味方武将を強化すると、一定時間バーサーカーと化し、そこそこ強いのでうまく使えば活躍します。
応援して味方武将を突撃させる姫プレイが地味に楽しかったです。
他には、仙術という魔法で自身を強化したり、ダメージを与える事が出来ます。
うまく使えば戦闘を有利に運べます。
また、神獣呼び出しというチート技もあるので救済措置はそこそこある印象でした。
全体的な難易度としては、セキロウ等の死にゲーよりかは全然優しく、高難易度ゲームと言う位置づけでしょうか。
慣れてくれば一回も死なずにステージクリアも余裕でした。
しかし、二週目からは難易度が上がる為、少し優しい死にゲーぐらいになります。
縛りプレイ等をしたり、自分で調整したりすると難易度が跳ね上がりますので、そこらへんを好きに調整すれば、死にゲーへと早変わりします。
全体的なバランスとしては悪くないと感じました。
3.探索・強化周りの感想

本作は、ステージ攻略型のゲームです。
ステージ攻略型にあたり、隅々までマップを細かく探索する必要があります。
その理由としては、旗を立てて士気ゲージを維持する必要があるからです。
士気ゲージが相手より高ければ、かなり楽に敵を倒すことが出来ます。
逆に言えば、士気ゲージが敵より低ければ難易度がかなり上がります。
士気ゲージが敵よりかなり上回っていると、ゴリ押しすら可能です。
なので、旗を立てて士気ランクを維持することは本作にとってとても重要な要素です。
が、しかし...
この旗立てる場所を探すのが死ぬほど面倒臭かったです。
本作はステージクリア型のゲームなので、ステージ毎に士気が下がり、旗を立てる場所を探し回る必要があります。
ステージも似たようなステージが多く、前半も後半も同じことの繰り返しで、正直苦痛でした。
無駄に入り組んだ分かりづらいマップを行ったり来たりして旗を立てる場所をひたすら探す作業だけは本当につまらなかったです。
旗を立てる場所もかなり分かりづらいところにあることが多々あり、ストレスがたまりました。
ミニマップ等が存在していない為、探索に関しては特に不満が多かったです。
本作は、士気による強化だけでなく、武器や防具のハクスラ要素と強化要素があります。
発売前はこれらの要素が売りになっていましたが、ぶっちゃけしょぼいです。
ハクスラと言えば聞こえは良いですが、似たような性能の、代わり映えのしない武器が沢山手に入るだけで収集の楽しさはあまりありませんでした。
装備のレア上限ま開放され、ハクスラ要素の本番は二週目からですが
期待していただけに少し残念でした。
強化に関しては、強化するほど武器や防具が目に見えて強くなります。
スキルの組み合わせ等もあるので、考えるのがそこそこ楽しかったです。
探索要素、ハクスラ要素共にあと一歩何かが足りない。
そんな印象でした。
4.グラフィック・システム等の感想
最後はグラフィックとシステム周りの感想になります。まずグラフィックについてですが、