皆さんこんにちは、アベです。

先日、Switch版のソフィーのアトリエ2をクリアしました。

早速、ソフィーのアトリエ2をクリアした感想を話して行こうと思います。
ネタバレありますのでご注意ください。

ちなみに僕はソフィーのアトリエ1はプレイ済です。






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1.ストーリーの感想(ネタバレ有)

まずストーリーの感想です。

本作のストーリーを一言で言うと、
超絶ご都合主義です。

いえね、アトリエシリーズ自体ご都合主義が基本なんですけど、本作は超絶ご都合主義です。

細けえこたぁいいんだよ!の精神がないと中々キツイものがあると感じました。

ここから詳しく話して行きます。

まず大前提として、ソフィーのアトリエは続編が発売されています。
それは、フィリスのアトリエです。

なので、ソフィーのアトリエ2は時系列を壊さずに矛盾を無くすようなシナリオにしなければならなかったのです。

言い方を変えれば、無理やりソフィーのアトリエ2を制作した感じです。

その結果、夢の神であるエルヴィーラが創造したエルデ=ヴィーゲが舞台となります。

エルデ=ヴィーゲでは神であるエルヴィーラが夢を持った人間達を集め、夢を達成させることを目的とした不思議な世界です。

ここではどれだけ過ごしても歳を取りません。
さらに、時代を問わず様々な人間が神様によって連れて来られます。

はい、この超ご都合主義的な展開から物語がスタートします。


このことから、そこには若かりし頃のソフィーの祖母であるラミゼルが存在し、本になる前の昔の人間だった頃のプラフタも存在しています。

ファンにはたまらない内容ですね。

ストーリーはプラフタ(人形)を助けることから始まり、夢の神様であるエルヴィーラとみんなの夢を守るためにソフィー達は奮闘していくというストーリーです。


困難な壁にぶち当たったときはソフィー奇跡的な錬金術で解決!といった内容でした。


時代が違う仲間達と困難に立ち向かい、最終的にはエルデ=ヴィーゲは無くなり、エルデ=ヴィーゲの住人は各々の時代に帰りました。


立つ鳥跡を濁さずと言いますか、本作の仲間たちは各々の時代に帰るので勿論続編にも登場しません。

全ては泡沫の夢、でも記憶と想いは残るよと言った感じの終わり方です。


最後はそれなりに感動的な別れでした。

が、しかし、物語の辻褄を合わせる為(?)に過去のプラフタ(人間)は記憶を消して元の世界に戻りました。

プラフタ(人間)は、エルデ=ヴィーゲでの記憶が残ってしまったら未来が変わってソフィーに会えなくなってしまうからと言っていましたが、ストーリーの辻褄合わせでそうさせられたのではないでしょうか。


「記憶は消えても想いは残ります」と言っていましたが、僕にはよく分かりませんでした。


ぶっちゃけ、もの凄く無理やり続編を作ってるなぁと感じてしまいました笑

僕自身、本作のストーリーはあまり好きではありませんでした。

理由としては、何だか設定も世界観もフワフワしてるからです。

上手く言えないんですけど、プレイ中は地に足がついてないような感覚でした。

夢を叶えるために夢を持った人間が集まる世界なのに、目指す夢を持ってない仲間がいたりとよく分かりませんでした。

最終的に夢を見つけるのですが、設定がとにかくフワフワしてるよなぁと感じました。


唐突にプラフタ(人形)が町長になったのも謎でしたね。

色々言いましたが、みんなが幸せなハッピーエンドなら細けえこたぁいいんだよ!
の精神なら本作のストーリーを楽しめると思います。








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2.キャラクターの感想

アトリエシリーズと言えばキャラゲーと言えるぐらいキャラクター人気が高いです。

本作のキャラクターは、そこそこ魅力的だったと思います。

プラフタ(人間)とのイベントや、ラミゼルとのイベントも良かったです。

ぶっちゃけると、本作はソフィーとプラフタとラミゼルとエルヴィーラの為の作品だと感じました。

他の仲間や登場人物はサブ的な立ち位置でしたね。

勿論魅力が無いわけではないんですけど、描写や関係がうっすいなぁと思いました。

主要キャラ以外の感想は正直あまりないです笑

余談ですが、キャラクターに関してはグラフィックがもの凄く進化しており驚きました。

顔グラがもの凄く良くなっており、表情豊かでソフィーを始めとしたキャラクター達はとてもかわいかったです。(ソフィーがぶっちぎりで良く作り込まれてました笑)

制作側のソフィーへの愛と拘りを感じましたね。








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3.戦闘の感想

お次は戦闘の感想です。

本作は前衛3人,後衛3人で攻守共に交代しながらのコマンド式の戦闘です。

リアルタイム進行ではなく、落ち着いて戦えます。

戦闘の難易度ですが、かなり難易度は低かったです。

特性を見て、それなりに強そうな特性をぶち込んだ装備品を作るだけで簡単にクリアすることが出来ました。

ただし装備品が貧弱だと当たり前ですが苦戦すると思います。

本作はオーラゲージと呼ばれるシステムが搭載されており、雑魚もボスもオーラを纏っていて、このシステムのせいでテンポと爽快感が少し失われていると思いました。


オーラをブレイクした後の爽快感はそれなりにあるんですけど、ザコ敵まで毎回必ずオーラがついてるのは少し面倒に感じました。

しかしながら前衛後衛入り乱れての戦闘システムはかなり面白いと感じました。


連携攻撃が勝負の鍵となるシステムは過去作通してやはり面白いですね。


余談ですが、本作は戦闘アイテムを持てる数がメンバー通して少ないのでそこが残念でした。






4.調合・その他システムの感想

本作の調合システムの感想ですが、やり込むほど難易度は高めです。

本編をクリアする程度なら調合システムについてあまり深く考えなくていいのですが、やり込むほどにパズル的な要素が複雑かつ難しいと感じました。


本作は5属性をパズル形式のように触媒を使いつつ上手く纏めていかなければなりません。

仲間との協力スキルを上手く使っていかないと超強力なアイテムは作れません。


上手く行ったあとの達成感はありますが、システムを完璧に把握するのが難しいので根気がいる作業となることでしょう。


また、本作はレベル上限が50とかなり低いです。
人によっては後半に差し掛かった段階でレベルがカンストする人もいるでしょう。


レベルが上がらなければザコ敵と戦うモチベーションも無くなりますので、前述したザコ敵がオーラを纏ってる性質もあり、後半はほぼザコ敵を無視してました。


逆に錬金レベルは99まであります。
レベルも99までにしてほしかったなぁと強く感じました。







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5.総評



総評ですが、良作です。

ストーリー・世界観△
キャラクター○
戦闘○
調合システム○

こういった感じでしょうか。


本作は前作をプレイしていない人でもそれなりに楽しめるストーリー展開となっていますが、あくまでも前作ファン向けです。


良くも悪くもソフィーとプラフタの物語ですので、ソフィーとプラフタが好きな人からすると名作でしょう。


いつものアトリエシリーズのクオリティを維持しつつもグラフィックがかなり進化していて良かったです。
       
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