皆さんこんにちは、アベです。

昨今、過去の名作ゲームのリマスター商法がとても盛んです。

そんなゲームのリマスター商法ですが、一昔や二昔前のゲームが現行機でプレイ出来るのはとても嬉しいです。

過去作ファンは勿論喜びますし、新規の若いファンがつくかもしれません。

が、しかし、僕はこのリマスター商法について物申したい事があります。

今回は、昨今乱立しているリマスター商法について私的感想を話して行こうと思います。







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1.リマスター版とは?リメイクとの違い

まず最初に、リマスターとリメイクの違いについて説明します。

リマスターとは、旧作を高画質化しただけです。単純に解像度を上げただけのものが多いです。

作品によって細かい追加要素はありますが、大きく作品の内容を変えるものではありません。(倍速機能等の便利機能の追加)


一方リメイクは過去作を1から完全に作り変えた作新のことを言います。

最新の全く新しい新技術で過去作が蘇るので、最早別ゲーと言える代物となっています。

例を上げるとしたら、PS4版のファイナルファンタジー7が記憶に新しいですね。


解像度を上げただけなのがリマスター。
1から新技術で作り直すのがリメイクとおぼえておけばいいと思います。







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2.懐古に浸れるがやはりシステムが古い

旧作のリマスターが出ることで、僕みたいなおっさんゲーマーはぶっちゃけ嬉しいこともあります。

昔の好きだったゲームを現行機で出来るというのは嬉しいです。

新規の層もファンになってくれたりするかもしれません。

が、しかし、やはりシステムが古いしグラフィックも古い。

いくら解像度を上げたと言ってもシステムは昔のままだし、グラフィックもぶっちゃけ汚いです。

古いゲームのリマスターだからしょうがないと言えばしょうがないのですが、ミドルプライス〜フルプライスで売るのであればもう少し何とかしてほしいと思ってしまいます。


昔は楽しんでプレイしていたゲームも、今プレイするとシステムの古臭さに萎えてしまうこともしばしば。

現行機で懐古に浸れるのは良いんですけど、もうちょっとテコ入れしてほしいですね、正直。

ぶっちゃけた話、中には手抜きリマスターもあればしっかりとシステムを最適化してくれてるリマスターもあります。

しかしながら昨今は手抜きリマスターの乱立が目立ってきている気がするので、そこが残念ですね。








3.やはり新作やリメイクがプレイしたい



過去の名作がリマスターされて現行機でプレイ出来るのは、おっさんゲーマーとしても悪くはないんですけど、昔のゲームより新作をプレイしたいんですよね、ぶっちゃけ。


なんなら新作で昔の名作の続編が出てくれた方が100倍嬉しいです。


また、リマスター版よりリメイク版の方がプレイしたいです。

リマスターって結局焼き直しなので何の感動もないんですよね、懐古に浸るだけって感じです。

映像やシステムも古臭いので、現代の技術で過去の名作がリメイクされて蘇る方がずっとテンション上がります。

それが好きだった作品だったら尚更買いたくなりますね。

贅沢な考えだと思うんですけど、リマスターって大体が解像度が上がっただけなので、1ゲーマーとして、新作やリメイク版を望みます。


正直な話、昨今の過去作のリマスター乱発にはもう辟易してて、もういいよ...
と言った気持ちがあります。








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4.メーカー側にとってリマスターは都合が良い

では最後に、なぜ過去作のリマスターが乱発されているのかをメーカー側の視点に立って考えてみようと思います。


まずリマスターの利点は、開発コストが安く、ある程度の収益が見込めると言った点です。

リマスター作成において、元のゲームそのものがすでにあるので、1からゲームを作るのに比べれば作業自体は遥かに楽であり、低コストで発売できるのです。

さらに、過去の名作は一定のファンと知名度があるのでそれなりの収益が見込めます。

昨今はゲーム開発コストが爆発的に上がって来ており、非常にハイリスクです。

リマスターのようにローコストで低リスクで一定の収入を得られるリマスター商売というのは魅力的でしょう。


一発を狙うハイリスクな新作ではなく、低リスクに安定した収益を得る。メーカー側からするとこういった思惑があると考えられます。


まぁメーカーも株式会社であり、利益を上げなければいけないので、こういった過去の遺産を使い利益を上げていかないと厳しいのでしょう。

リマスターでちまちま稼いだお金を新作ゲーム開発に使ってくれることを願います!



       
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