皆さんこんにちは、アベです。
ここ10年間、邦画は数々の漫画・アニメを実写化してきました。
進撃の巨人、デビルマン、宇宙戦艦ヤマト、鋼の錬金術師、デスノート、
等々数えるとキリがないぐらいの実写化がされています。
評価もまさしくピンからキリ。
面白い!と言った評価もあればクソつまらないと言った評価もあります。
僕は今まで様々な実写化映画を見てきましたが、大体2割が面白く、8割がクソでした。
世間の評価も実写版映画のレビューは低いものが多いです。
では何故レビューが低くても漫画・アニメの実写化が止まらないのか、今回はその理由について解説していこうと思います。
1.話題性抜群だから
漫画やアニメが原作の作品は最初からファンの数は一定数存在しています。
ファンも一定数存在していますし、知名度もあります。
その原作の知名度を利用して、有名な人気俳優や女優に実写化させたらどうでしょうか?
そう、話題性抜群なわけです。
原作の人気+人気俳優・人気女優・人気のジャニタレやアイドルを起用したら、話題性が抜群で宣伝も映えるわけです。
そうすると原作を知らない人達も興味が出てきて観客が増えるという仕組みです。
原作が人気作だとそれだけで注目されますし、シナリオもある程度保証されているわけですから、それだけでインパクトがありますからね、人気原作作品の実写化ってそれだけでメリットがいっぱいなんですよね。
原作が無い場合、知名度がそもそも存在しないので、宣伝にもお金がかかりますし、棒にも箸にもかからない作品となってしまう可能性もあります。
なので、最初から話題性抜群の実写化は商業的に見て好まれる傾向にあります。
2.儲かるから
何故実写映画化が多いのか?
その最終的な結論は、儲かるから。
これだけです。
映画は結局商業であり、金が全てです。
どんなに酷評されようが何しようが、興行収入をたたき出した者が正義なのです。
下の画像をご覧ください。

少し古いデータですが、一年間で邦画が581本公開され、
実写化は32本、その他は549本となっています。
そのうち、興行収入10億超えをたたき出した方がの割合は・・・
実写化⇒13本(40%)
その他⇒25本(4%)
映画は10億円を超えたらヒットと言われているので、驚異的なヒット数と言えるでしょう。
(30億円以上で大ヒット)
邦画の製作費は一本当たり大体3億~5億円ほどと言われています。
そう考えると10億円以上の興行収入は成功と言えます。
その中で実写化はその他の邦画と比べて10倍以上の結果を残しているわけですから、そりゃ商業的な意味で実写化が止まらないのは納得できますね。
商業的に儲かる可能性が高いから。
これが邦画で実写化が止まらない理由です。
3.クソみたいな実写化はやめろ
邦画の実写化が多い理由は分かりましたが、僕が言いたい事が一つあります。
それは、クソみたいな実写化はやめろ
と言う事です。
原作に愛を感じられない実写化などを見た時は原作ファンとして悲しくなります。
進撃の巨人とか最近実写化を見ましたが、酷すぎて泣けてきたレベルです。
2時間という尺で終わる都合上、原作のストーリーの改変は仕方ないとは思いますが、そもそもの設定を好き勝手に変えたり、キャラに似せる努力すらしないのはどうかと思います。
日本人丸出しの顔と黒髪でアルミン!なんて言われてもダレも分からないし違和感ヤバいですから...
キャラクターに似せようとしているコスプレ学芸会映画の方がまだマシです。
コスプレ学芸会も個人的には良く思っていませんが、それでも原作リスペクトは感じられるのでまぁ許せます。
実写化について思う事なんですけど、そもそも原作がファンタジーやアクションやSFの実写化って邦画じゃ無理があると思うんですよね、どう考えても製作費が足りません。
ゴミみたいなクオリティになってしまいます。
のだめカンタービレやライアーゲーム等の日本が舞台でトークや日常がメインの原作なら実写映画化しても違和感なく楽しめるんですけど、どうしてもカラフルな髪色のキャラクター達のファンタジー・アクション・SFは受け入れられません。
何でもかんでも商業的に成功しやすいから実写化するという最近の風潮、一原作ファンとして嫌いです。
以上、僕の個人的な感想でした。
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コメント
コメント一覧 (1)
そのごみ役者達の為にある程度仕事を与えてやる必要があるのではないでしょうか
公共事業のようにです
映画を作らなければ映画配給会社も破綻ですから
アベ
が
しました
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