皆さんこんにちは、アベです。
先日、170cm以下は人権が無い発言で大炎上した女性プロゲーマーのたぬかなさんが日本中でニュースになった事は記憶に新しいです。
たぬかなさんは上記の発言後、わずか一日足らずでプロ契約を切られました。
事実上のクビです。
たぬかなさんは一言の失言を切り取られ、拡散され、クビにまでなってしまったのです。
このことから、今回はプロゲーマーの品位とモラル、これからについて私見を交えて話していこうと思います。
1.身内ノリは最早通用しない
僕もゲーマーだから分かるんですけど、ゲーマーって基本的に身内ノリばかりです。
どのゲーム界隈でもコミュニティが存在し、独特な文化・ノリが存在しています。
結果、プロゲーマーと言えども身内ノリをそのまま配信等で出してしまっている人がいるわけです。
今回、大炎上した女性プロゲーマーであるたぬかなさんも、身内ノリで人権が無い
という発言を当たり前のようにしていました。
そう、ゲーム界隈では人権が無い=普通の表現なのです。
例えば、
このキャラ弱い=人権が無い
強いキャラ=人権
このように使われることが非常に多いです。
しかしながら、人権という言葉は世界的に見ても非常に重たい言葉となっています。
間違いなく軽々しく使ってはいけない言葉なんです。
ゲームキャラにスラング的な意味で使われてるだけならまだ良いのですが、
しかし、今回たぬかなさんはこの人権という言葉を現実の不特定多数の人に向けて発信してしまいました。
結果、大炎上してプロゲーマーを解雇されてしまったのです。
ゲーム界隈では人権という言葉はスラング的に日常的に使われているわけですが、このような発言をプロがしたら絶対にダメです。
プロである以上、身内ノリという言い訳は通用しません。
ひと昔前であれば笑って許されたことも現代は許されなくなっています。
人権問題・差別問題に非常に厳しい世の中です。
甘い考えは捨てるべきです。
2.eスポーツアスリートとして教育を徹底し自覚を持つべき
eスポーツというのは大変歴史が浅いです。
まだ生まれたばかりの業界です。
しかしながらeスポーツ市場は現在2022年現在、右肩上がりで急成長を遂げています。
生まれたばかりの未熟な業界ながらその市場拡大速度は計り知れません。
ほんの数年前まではプロゲーマーは日本に数人程度でしたが、2022年2月現在では240人も存在しています。
レッドブルを始めたとした、色んな企業がeスポーツ業界に参入し、スポンサードとして選手やチームと契約をしています。
プロライセンスを持っており、スポンサードと契約しているプロゲーマーは企業の名前を背負った立派なeスポーツのアスリートというわけです。
スポンサードがついているアスリートなわけですから、勿論立ち居振る舞い・発言には気を付けるべきです。
正直プロゲーマーはゲームをずっとやってきて社会人経験の無い人が多いです。
ずっとゲームをやってきて、ゲームが強い一般人がプロになるわけですから、ぶっちゃけた話常識や教養が十分に身についているかと言われると疑問です。
なので、eスポーツ業界のこれから、プロとして、アスリートとしてこれからも活躍していくのならそれなりの教育を受けるべきだと思うんです。
それはスポンサードである企業だったり、所属するチームのマネージャだったりがコンプライアンスについてしっかり教育していくべきだと感じます。
他のスポーツのアスリートも色々と不倫などの不祥事を起こしている事はありますが、それでも人の目の前に出る時は気を使った発言をしています。
それはそう言った教育を多かれ少なかれされているからです。
プロゲーマーもこれからの時代、身内ノリで無自覚のうちに暴言を吐いてしまう人は淘汰されてしまうのではないかと思います。
プロとして自覚を持ち、立ち居振る舞いと発言に十分に注意しなくてはいけない時代が来ています。
ゲームが強い、それだけでは今後は生き残れないでしょう。
3.不適切発言等の不祥事でクビになるプロゲーマーがあまりにも多い
ここ最近、たぬかなさんを初め不適切な発言で契約解雇、クビになるプロゲーマーが多いです。
配信中の暴言はさることながら、Twitterでの不適切発言を拡散されクビになるケースも続出しています。
頑張ってゲームが強くなり、やっと認められたのにその終わり方は余りにも勿体ないです。
どのゲームもそうですが、トップレベルまで強くなるのって死ぬほど大変です。
どれだけ努力しても報われない事も多いです。
世界で活躍しているスポーツアスリートと遜色ないレベルの努力と才能が必要なのがプロゲーマーです。
それだけの努力と才能を持ちながらこういった形で居なくなるのはとてももったいないですので、是非とも発言等には気を付けていただきたいです。
4.心技体そろってのプロ
eスポーツだけではないですが、心技体そろってのプロだと思います。
格闘ゲームのプロゲーマーではときどさんという方が有名ですが、この方は
ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」に選出されました。
ときどさんは東大卒プロゲーマーという異色の肩書で、ストリートファイターを始めとした格闘ゲームで結果を残し続けています。
僕はときどさんの配信を良く見ているのですが、この方は非常に教養があり、発言にも気を使い、プロとしてどうあるべきかを常に模索している方だと感じます。
自分が強いだけではダメ、人を楽しませてこそプロだという意識の強さを感じます。
この方は心技体全てかねそろえたプロだなと実感します。
今後もeスポーツ市場は拡大し、プロゲーマーと呼ばれる方たちが多く輩出されてくることが予想されますが、こういった周囲への配慮がでできるプロゲーマーが増えることを願います。
スポンサーリンク
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。