皆さんこんにちは、テイルズ大好きリーマンのアベです。

昨日、ようやくテイルズオブアライズをクリアしました。

隠しダンジョンやサブイベントも一通りこなし、合計プレイ時間は100時間程です。

個人的にテイルズオブアライズは良作だと思いました。

では早速、テイルズオブアライズをプレイした感想と評価を話して行こうと思います。


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1.ストーリーの感想

まずストーリーの感想を話して行こうと思います。

結論から先に書きますが、終盤以外は面白かったです。

本作は、一部と二部に分かれているストーリー構成ですが、一部でストーリーの7割〜8割が終わっています。

さらに、一部の段階では未だに謎だらけのなのです。

仲間達とようやく絆が深まりはじめ、これからレネギスに乗り込むぞ!
という場面で新OPに変わり、テンションがとても上がる演出が発生するのですが、残念ながら終盤のストーリーは駆け足で煩雑な説明ばかりでした。

一応ストーリー的には大きな矛盾点等は無いものの、テキストを朗読するだけとスキットをひたすら見続ける終盤は割と苦痛でした。

しかも星霊の正体とか、終盤にいきなり聞かされてもポカ~ンですし、荊の正体もなんだかなぁ...と言った感じでした。

最終的にはノリで星霊の場所まで乗り込み、ノリで何とかします。
ダナの生命はよく分かりませんがアルフェンに力を与え解決します。

レナス=アルマなんかいらんかったんや!!
一応伏線的なのはチラホラ出ていましたが、完全にノリに見えました。
(ここら辺はいつものテイルズですね)

宿命の敵みたいな感じに扱われていたヴォルラーンも、実はただの自己中な小物であり、残念ながら魅力は皆無でした。

ヴォルラーンとラスボスである星霊を何とかしてほしかったなぁというのが正直な本音でした。

ストーリー全体を通して見ると、一部は普通に面白いですが、二部がとても微妙でした。

余談ですが、一部は絶望的な状況からの脱却、主人公のアルフェンがバラバラのパーティーを何とかまとめて反逆していくストーリーで熱いやシリアスな展開が続き、とても面白かったです。

バラバラだったパーティーがまとまっていく描写も丁寧で好感が持てました。

兎にも角にも終盤の失速具合が無ければテイルズシリーズの中でも良ストーリーに分類されていたと思います。惜しい!




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2.戦闘システムの感想

テイルズシリーズの目玉と言えば戦闘システムです。

戦闘がつまらないテイルズはその時点で駄作と言っても過言ではないです。
そんな本作の戦闘システムですが、面白いです。
個人的にですが、歴代テイルズシリーズの戦闘でトップ5に入るぐらいに面白いです。

雑魚戦は主にブーストアタックによる仲間との共闘でひたすら連携を決めて行きます。
スキルを習得していくとブーストアタックをどんどんぶっ放せるようになってくるので爽快感が増していくようになっています。

スキルが揃わないと、雑魚戦でも敵が硬すぎてキツイ、つまらないと感じてしまう方が多いかもしれませんね。

しかしながらスキルが揃ったあとの戦闘はとても面白いです、ガンガン連携を決めていけます。AGを回復しながら無限に殴っていけます笑

さらに、今作の目玉であるブーストストライクによる爽快感も抜群。連携を決めてブーストストライクをぶっ放して次々とコンボを決めていく戦闘は面白かったです。

雑魚戦は割と脳死で気持ちよく勝てますが、本作はボス戦が割と鬼門です。

脳死で突撃すると即死します。

本作は歴代テイルズシリーズの中でも割と戦闘の難易度が高いです。

ボス戦に関しては、雑魚戦と同じように戦うと全滅必死です。

雑魚戦は爽快感があるラッシュスタイルですが、ボス戦は一転、ヒットアンドアウェイスタイルになります。

ボスはとんでもない剛体を持っていますので、基本的に普通に殴っても仰け反りません。

なので、ブーストアタックをためながら相手の隙を伺いつつ戦っていく戦法になります。

戦略をしっかりたてないとすぐに死んでしまいますので、ここら辺も慣れないと厳しいかとしれません。

しかしながらボス戦のヒットアンドアウェイ戦法に慣れると、面白いです。
僕は雑魚戦とボス戦どちらも戦法がガラッと変わって好きです。

ステップでジャスト無敵回避出来る等の要素もあるので、戦略的に楽しむ事が出来ます。

唯一不満点があるとすれば、術技のセット数が少ないと感じたのと、仲間の術技をコマンドにセット出来なかったことですかね。

本作は今までのテイルズシリーズの戦闘システムをいいとこ取りしたような内容になっていますので、総じてクオリティは高いです。

また、キャラクター毎に特性がはっきりしており、どのキャラを使用しても割と楽しめるのが良かったです。


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3.キャラクターの感想

お次はキャラクターですが、とても魅力的なキャラが多いです。

テイルズと言えばキャラクターなんですが、本作は魅力的なキャラクターが多いです。

特に味方陣営に良いキャラが多い印象でした。
主人公のアルフェンは熱血漢で真っ直ぐなリーダーシップのある性格であり好感が持てました。

さらに、ヒロイン含めた他のパーティーキャラクターの深堀も多かった為、ほぼ全キャラにスポットライトがきちんと当たっていました。

スキットやパーティー同士の掛け合いも豊富な為、キャラクターを好きな人にはたまらない作りとなっていました。

ただ、味方陣営に関しては魅力的なキャラクターが多いのですが、敵陣営に関してはあまり魅力的なキャラが居ませんでした。

敵陣営のキャラクターは主に領将になるのですが、深堀がされてなくほぼ空気です。
倒したら基本的に死ぬのでその後の展開もありません。

目玉であるヴォルラーンもただの自己中な小悪党だった為、残念ながら敵陣営に魅力的なキャラが全然居ませんでした。

ヴォルラーンはラストに出てきて戦いますが、ただの私怨であり大義も何もありません。全然盛り上がりませんでした。

ラスボスも星霊とかいうポッと出であるため、そこら辺も微妙かなと感じました。





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4.その他システム・グラフィック関連の感想

お次はグラフィックやシステム関連の話して行こうと思います。

グラフィックについてですが、歴代テイルズシリーズ通してブッチギリで良いです。

まさかテイルズでこんなに高クオリティなグラフィックを目にする日が来るとは思いませんでした。

今までの3Dテイルズはトゥーンシェーディング方式でしたが、本作ではアトモスシェーダーを採用。

油絵のような繊細でリアリティのある色彩豊かな美しいグラフィックになっています。

背景も勿論美しいですが、キャラクターのグラフィックのクオリティも高く、表情も非常に豊かです。
バンナムの本気を見たような感じで感慨深かったです。


お次はシステム面です。

まず本作ですが、野営と料理が非常に大事です。
なぜなら、ストーリー攻略中はCPを回復する手段がこれらにほぼ依存しているからです。

野営をして料理をする。
これは大事ですが、問題はCP回復手段であるグミが高いという点です。

序盤等は高すぎてグミなぞ買えませんので、野営や料理でやりくりする必要があります。

ここら辺は賛否両論点かもしれません。
敵がガルドを落とさないので、そこら辺もちょっと大変かも。

フィールドをくまなく探索し、アイテムを拾っていく必要があります。
僕はやりくりが楽しいと感じましたが、ライトユーザーには不満かと思われます。


また、本作は周回要素はほぼ無く、一周目で完結する事が可能です。
GRADE等の要素も撤廃され、アーティファクトと呼ばれるものの収集になりました。

二週目要素はオマケ的な感じになりましたので、本作は一周で十分です。

僕は社会人であまりゲームをプレイする時間が取れないので、正直助かりました。
が、周回によるやりこみ要素がなくなった事は賛否両論点だと思わいます。


本作はサブイベントや隠しダンジョンや闘技場等と言った要素はきちんと用意されている為、本編以外にも楽しめる要素があります。

深いやりこみ要素はそこまで無いですが、それなりのやりこみ要素は健在の為、長く楽しむ事が出来ました。




最後に余談ですが、本作もアニメーションが随所に盛り込まれているのですが、このアニメーションのクオリティが低かったです。

お馴染みのufotableがアニメーション制作をしているのですが、今作は過去作と比べて明らかに酷かったです。
(鬼滅の刃で忙しかった...?)




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5.総評:良ゲー 

総評ですが、良ゲーです。

ストーリー△
キャラクター○
戦闘システム◎
グラフィック◎
その他システム関連○
UI○

上記のような評価です。

ストーリー等、少し物足りない部分や描写不足な部分はありましたが、とりあえずまとまってはいました。
面白い部分も少なからずあったので、△としました。

ストーリー以外の部分に関しては高水準にまとまっており、テイルズシリーズファンも新規も楽しめる内容となっています。

特にグラフィックや戦闘システムに関してはとても満足しました。

まさしく新生テイルズの名に相応しい内容だと思いました。
テイルズシリーズの新時代の到来を感じました。
アルフェンよろしく壁を壊す事に成功した作品と言えるでしょう。

今後のテイルズ作品がこのような良作である事を祈ります。

このクオリティだと開発に莫大な予算と時間がかかりそうですが、大丈夫かしら...?








       
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