皆さんこんにちは、ダメリーマンのアベです。
先日、遊戯王を全巻読み直したんです。
久々に青春である遊戯王を全巻読み直したわけですが、相変わらずとんでもない名作でした。
思い出補正も多々あるとは思いますが、本当に今でも色褪せない名作です。
さて、そんな遊戯王を10数年ぶりに全巻読破した僕ですが、気付いた事があります。
それは、
闇マリクより表マリクの方がクズじゃね?
と言った事です。
昔は闇マリクはとんでもない悪!
クズだ!
と思ってましたが、大人になった今改めて遊戯王を読み返してみるとどう考えても表マリクの方がクズにしか見えないんですよね。
さて、では今回はマリクが作中で行った所業とマリクのクズ具合等を私見も交えて書いて行こうと思います。
1.闇マリク誕生の経緯
顔芸で有名な闇マリクですが、ひっそりと誕生経緯があるのを皆さんご存知でしょうか?
そう、闇マリクって何気に千年アイテムに宿った別の人間の人格じゃないんですよね。
では闇マリク誕生秘話を簡単に解説します。
イシュタール一族は王家の墓と秘密を守るために決して外へ出ず、その秘密を背中に刻みつけてヒッソリと暮らしていました。
背中に秘密を刻みつける行為ですが、ザックザックとナイフで刻みます。
死ぬほど理不尽であり、死ぬほど痛いと評判の悪名高い儀式でした。
マリクは表の世界に憧れを抱いていましたが、墓守の一族の掟を我慢して守ろうともしていました。
しかし、背中に刻みつける恐怖がデカすぎて大好きな使用人のリシドに代わりに儀式を受けてくれとめちゃくちゃな事を言い始めます。
まぁ少年ですからそこら辺はしょうがないですね、僕でも余裕で逃げ出したくなります。
リシドは超優しいので快くOK。
早速リシドはマリクの父親交渉しに行きます。
しかし、そこで待っていたのは激昂した父親と死にかけたリシドでした。
父親はリシドをボコボコにしていたのです。
そしてマリクは強制的に墓守の一族の秘密を父親から刻まれます。
その途中、マリクのあまりの苦痛と憎しみから闇人格が誕生するのです。
表人格の苦痛を受けて、もう一つの人格が登場したのが闇マリクというわけなんですね。
そして闇マリクは元凶である父親を殺害。
リシドも殺そうとしましたが、リシドは自分の顔に碑文を刻んでいました。
そう、マリクと痛みを共有したのです。
使用人の鑑であり人の鑑です。
そしてそのリシドの様子を見たマリクは理性を取り戻し、闇マリクは長い間封印されるのです。
リシドが生きている限りは基本的に闇マリクは出てこないという事になったわけです。
以上が闇マリクの誕生秘話となります。
2.闇マリクが作中で行った悪行
お次は闇マリクが作中で行ってきた所業について話して行こうと思います。①父親の殺害
②リシド殺人未遂
③舞と城之内昏睡(殺人未遂)
④闇バクラ葬る
大体この4つですね。
まず1番ですが、闇マリクが表マリクを守ろうとして殺したと取る事も出来ます。
もちろん殺人はダメですが、事情もありますので情状酌量の余地はあると言ったところでしょうか。
②のリシドの殺人未遂ですが、これも自分の人格を守るためなのでまぁ理由は分からんでもないです。
リシドが元気にしてると闇マリクの人格は再び長い間封印されてしまいますからね。
自分を守る行動と思えば納得は出来ます。
③の舞と城之内昏睡殺人未遂事件ですが、これは闇のゲームと銘打って行ったものです。
この世界ではゲームの名の下に何度も命のやりとりを行っているわけですが、楽しそうに舞を嬲ったりしていたので中々のクズ具合だなと感じました。
vs城之内に関しては、勝つためにラーをぶっ放したのでセーフ?
ラーで精神攻撃してなかったら闇マリク君が負けていたのはご愛嬌。
④の闇バクラを葬った件ですが、特に語る事はないですね、悪同士潰しあった感じです。
以上が闇マリクが作中で行った悪行一覧です。
絶対的な悪