みなさんこんにちは、ガンダムOO大好きマンのアベです。

僕がガンダムシリーズで一番好きなシリーズは、間違いなくガンダムOOです。

Zガンダムと迷いますが、ガンダムOOが1番好きです。

さて、そんな僕が大好きなガンダムOOですが、中でも主人公である刹那・f・セイエイが好きです。

ミスターブシドーが虜になった気持ちも分かります笑

今回は、そんな魅了たっぷりのガンダムOOの主人公である刹那・f・セイエイについて熱く語って行こうと思います。





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1.刹那の生い立ち、設定等


刹那は中東の紛争国であるクルジスの出身です。(本名はソラン・イブラヒム)

刹那は幼少期から、アリー・アル・サーシェスが指揮していた、反政府ゲリラ組織であるKPSAに誘拐され、洗脳を施されました。

聖戦に参加し、神の名のもとに戦い、神も名の下に死ぬ

という教えから、両親を殺害しました。
そして、その後も少年兵として幾度となく戦争行為に従事していたが、ある日、劣勢になり大人が逃げ出し、少年兵の仲間だけが惨殺される惨状になった。

そこで刹那は、【この世界に神なんていない...】
という現実を目の当たりにする。

刹那は恐怖と絶望の中、死を覚悟したが、訪れたのは死ではなかった。

しかし、リボンズ・アルマークが駆るOガンダムに命を助けられる。

その時の強烈な印象は刹那に焼き付き、刹那はOガンダムに神の姿を重ねた。

そしてOガンダム(神)に助けられた刹那は自分の生きる意味を探すため、施設武装組織であるソレスタル・ビーイングに所属する事になる。

洗脳され、両親を殺したことは刹那自身の相当のトラウマになっており、時折フラッシュバックする程。

こういった経験から刹那は戦争というものを非常に憎むようになった。
また、自分が幸せになってはならないという感情を内に秘めている。

また、非常に寡黙であり、コミュニケーションは苦手。よく言葉足らずで怒られる。
しかし、一般社会に溶け込める程の常識等は持ち合わせている模様。


以上、簡潔に刹那の生い立ちをまとめましたが、かなり重たい設定の主人公です。

ここまで重たい設定の主人公は中々いないと思います。





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2.一期と2期の刹那(16歳〜21歳)について語る

それではアニメ版の刹那について熱く語って行こうと思います。
刹那はソレスタル・ビーイングに所属後、ガンダムエクシアを駆り、ガンダムマイスター達と紛争根絶に向けて武力介入を開始します。

アリー・アル・サーシェスの真意を確かめる為にガンダムから生身を乗り出した会話しようとしたり、マリナに自分の正体を明かしたりと中々のリスク満タンの大立ち回りも作中では繰り広げていました。(さすがせっちゃんですね)

アリー・アル・サーシェスはただの戦争ジャンキーだった事が判明し、刹那は激怒しました。

また、刹那は戦う事でしか紛争根絶を止める術はないと信じ戦ってきたが、マリナは対話による紛争根絶を刹那に説いた。

しかし刹那はそんなもの不可能だとし、武力介入による紛争根絶を目指しました。心の中では対話での解決が理想だと知りながら...

ガンダムエクシアに乗り続け、紛争根絶を体現するもの(ガンダム≒神)として戦い続けます。

【俺がガンダムだ...】

という当時ネタにされていた迷言も、こういった背景を考察すると普通に名言になるわけです。

途中、チームトリニティが現れた時、刹那はどうしても思想を認められず、チームトリニティに対決を挑むシーンもありました。

寡黙で何を考えているのか良くわからない一期の刹那でしたが、当時から熱血漢の1面を見せていたのです。

感情無い系の主人公かと思いきや中身は激アツだったわけですね、超魅力的です。

一期の終盤ではアレハンドロをぶっ倒す事に成功。

最終決戦でロックオン(兄)は戦死を遂げる。
その時刹那に、「変われなかった俺の代わりにお前は変われ...」と遺言を残される。

この遺言が後に刹那を変革させるきっかけになります。

どんどん重いものを背負っていく刹那を見ているのは辛いですね。



ここからは2期の刹那(21)の話になります。

紛争が世界各地で収束しないまま、未だ世界は一つになれないでいました。

刹那はOOガンダムのパイロットとしてソレスタル・ビーイングでの戦いを続けます。

刹那は2期の冒頭で、声高にビリーにスメラギの正体をバラす等、相変わらずのクレイジーぶりを披露しました。

そこからのビリーの発狂ブリは必見、ガンダムOOのお笑いポイントです。

2期の刹那も色んな意味でぶっ飛んでいて安心ですね。

しかし、2期の刹那は自分の感情を出すようになり、口数も増えていました。
身体だけではなく、精神的にも成長していたのです。

2期の序盤に、幽閉されたアレルヤを助けに行くシーンがあるのですが、個人的に2期で1番好きなシーンです。

寡黙だった刹那が必死に仲間を助けるシーンですね。

この辺りから刹那は主人公し始めます。
完全に少年マンガの主人公並に熱くなり始めます。

そして何やかんやあり、リボンズ・アルマークとの最終局面を迎えます。

そう、当時刹那が神と崇めていた存在との対峙です。

この時刹那は完全に自分の考えを持っており、純粋種のイノベイターとして完全に変革を果たしていました。

そう、ロックオン(兄)の遺言を体現したのです。

刹那の成長には目をみはるものがありました。
ガンダム主人公の中でもトップクラスに成長したと言えるでしょう。(三日月オーガスさんは見習ってください)

そしてリボンズ・アルマークが駆るリボーンズガンダムを撃破し、最後はリボンズが駆るOガンダム対エクシアリペアⅡという激アツ展開を迎えました。

無事刹那はリボンズ・アルマークに勝利し、地上へと吸い込まれて行きました。

一期から二期は刹那の成長がこれでもかと言うほど丁寧に描かれており、刹那好きの僕としては最高の映像作品でした。



【操縦技術編(パイロット技量)】

ここからは刹那のパイロット技量について話して行こうと思います。

一期の頃の刹那は、ぶっちゃけ弱かったです。
エクシアの性能に頼り切りであり、力まかせのゴリ押しプレイが目に付きました。

相手にも指摘されていた程です。

射撃の腕はからっきしであり、投擲武器を自分で投げたほうが当たっていました。

近接戦闘の腕はそれなりで、クルジスの少年兵時代の腕をハッキしていました。


二期になると、イノベイターとして覚醒した事もあり、射撃の腕も上達し、遠距離・近距離共に最強レベルのパイロットになった。

アリー・アル・サーシェスを圧倒する程の技量になり、ミスター・ブシドーからも褒められた程。

超兵として覚醒したアレルヤでも避けきれなかったリボーンズガンダムのファングに初見で対応するなど、ずば抜けた技量を発揮する。

刹那はパイロットとしてもとんでもない程の成長を遂げていました。

一期では歴代最底クラスの弱さだったのがら二期終了までには歴代最強クラスの強さになっていました。

せっちゃん最強!!





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3.劇場版の刹那(23歳〜73歳)について語る


ソレスタル・ビーイングの活躍により、世界は一つになっていました。

世界から紛争は消え、平和を享受していました。

しかし、異性体のELSが侵略してきました。
来たるべき対話、世界が一つになったことで侵略者であるELSとの最終決戦が始まります。

ソレスタル・ビーイングのラストミッションの始まりでもあります。


劇場版の刹那は、純粋種のイノベイターとして変革を果たした事で、一期のように寡黙で何を考えているか分からない刹那に逆戻りしていました。

それは、自分と周囲の違い、自分の存在の在り方に疑問を持っていたからです。

そう、刹那自身が自分という存在に困惑していました。

自分の変革に戸惑い、いっぱいいっぱいだった刹那はまたしても周りと壁を作り始めます。

刹那の事を好きだったフェルトをガン無視していたりしていました。
フェルトが本当に可哀想でした。
ガンダムシリーズでフェルトみたいに美少女で性格いいキャラも珍しいんですけどね笑

漢・刹那は持ち前の朴念仁ぶりを見せつけてフェルトを撃沈させました。

さすがせっさん!そこに痺れる憧れる!


とまぁ何だかんだあり、ELSとの最終決戦が訪れます。

刹那はOOクアンタという対話の為の機体に乗ります。

そう、あの刹那が武力で解決するだけでなく、対話での解決を望んだのです。

この考えに至った経緯は決して軽いものではなく、これまでの様々な出来事があり刹那の考えを変えました。

昨今の、とりあえず不殺系になる主人公には是非とも見習ってほしいですね。


刹那は最終的にクアンタムバーストを行い、ELSとの対話を果たしました。

その時間、50年です。

50年の時を経て、刹那は異性体であるELSと完全に分かり合う事が出来ました。


そして50年後、皆さんが知っている衝撃のエンディングが訪れます。

そう、刹那がメタル化を果たしていました。

ELSと融合した姿であり、完全に人間やイノベイターを超越した存在になっていました。

最後はマリナに挨拶して感動のフィナーレです。

俺たちは、分かり合う事ができた...

イッツターイムなーう!
名曲クオリアで刹那の物語は締めくくられます。

うーん、すごく綺麗に終わった最高の劇場版でした。

ガンダムOOという作品は最初から最後まで刹那の成長を描ききった名作でした。

一期からの武力介入は全て劇場版である来たるべき対話への布石だったのです。

本当に良くできてる話だなと思います。

刹那自身は幸せだったのかは分かりませんが、真の平和を獲得出来たので自分が生きた意味としては本望だったのかもしれません。

以上が最後までちゃんと主人公していた主人公オブ主人公の刹那の活躍でした。
せっちゃんお疲れ様!




【操縦技術編(パイロット技量)】

劇場版の刹那は純粋種のイノベイターとして完全に覚醒しており、他の追随を許さない圧倒的な技量になっています。

肉体強度・操縦技術・空間把握能力・精度・感知能力全てのステータスが完全に人外です。
間違いなく作中最強であり、歴代ガンダムパイロットでも最強候補の一人でしょう。







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4.刹那は最高の主人公でした。

ここまで刹那について色々話しましたが、刹那は間違いなく僕の中では最高の主人公です。
内に秘める熱さと作中における成長は目をみはるものがありました。


人間臭さも残しており、とても魅力的な主人公でした。

ガンダム愛も深く、視聴者側からしても素晴らしかったです。

いきなりヤバイ事(暴露・情報漏洩等)をすることも作中何度かありましたが、そこも刹那の魅力と言えるでしょう。

こういった魅力的な主人公が今後も増えることを祈ります。









       
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