みなさんこんにちは、アベです。

デスノートという名作漫画があります。
漫画でもアニメでも映画でも全てのメディアで大ヒットを記録し、世界中で人気のある作品です。

当時、日本では社会現象を巻き起こすぐらいの人気を誇っていました。

デスノートが連載されている時、僕は学生でした。
学生だった僕はデスノートという新鮮すぎる設定に釘付けになり、狂ったように何度も何度も読みふけっていました。

2021年現在、ふと懐かしくなりデスノートを読み直して大人になった僕はふと思いました。

夜神月は結局正義だったのか?悪だったのか?という疑問が頭をよぎったのです。

では夜神月が悪だったのか、正義だったのか?考察を徹底的に行い、私見も交えて書いて行こうと思います。





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1.最初に、正義と悪の定義の解説


まず、夜神月が正義か悪かを考察する前に、最初に正義と悪の定義について話して行こうと思います。

月並にはなりますが、正義と悪は立場によって変わってきます。

例えば、憎み合っていた集団同士が相手を殺害したとします。
そうした場合、個人の感情の話になると殺した側は正義と主張し、殺された側は相手を悪と主張します。

立場によって正義と悪は簡単に変わってしまうわけです。

対的な正義というものは存在しないと僕は思っています。

しかしながら日本は法治国家です。

法治国家であるならば、法が絶対的なものとなっています。

法の名のもとに警察等の治安組織があり、犯罪行為が立証されています。

そうなると、日本では法を犯したものが悪ということになります。

犯罪行為となると、そりゃ悪ですよね?
僕達一般人から見ても犯罪行為は悪です。

犯罪行為は沢山のものがあります。
殺人、強盗、強姦、放火、違法薬物、脱税、賄賂、等など多種多様です。

これらはどう考えても犯罪行為、悪ですよね?

そう、犯罪行為は悪です。
さらに、その理論から言うと犯罪を犯した人間は悪と言う事になります。

しかし、その悪人が適正に平等に裁かれているのか?という所に着目したらどうでしょう?

裁かれていません。

法は平等ではなく、権力を持ったものの味方なのです。
日本で言うと勲章持ちの上級国民がいい例ですね。

さらに、重犯罪であっても死刑がない国では死刑にされず、終身刑で終わります。
これでは被害者側の遺族が浮かばれないですよね?

一方的に愛する家族を殺され、加害者はのうのうと生き続ける。
そう言った事が法の名のもとにまかり通ってるのが現状です。

そう、法は感情というものを度外視しているのです。

ではそこら辺も踏まえてこの後の解説を読んで言ってください。






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2.初期の夜神月は"正義"


僕は、初期の頃の夜神月は個人的に正義だと考えています。

デスノートを拾ったときの夜神月の考え方は純粋そのもの。
犯罪者を殺しまくって犯罪を抑制しようという考えでした。

誰もが一度は妄想するような内容ではないでしょうか。
中二病を拗らせた人間が考えそうな内容です。

夜神月はデスノートという強力すぎる殺人道具を手にしても、私利私欲の為に使わず、世界平和の為に使っていました。

実際、夜神月の世界ではキラという絶対的な存在の前に犯罪行為が目に見えて減っていました。

犯罪者側から一方的な死はするとたまったもんじゃないですが、僕みたいな一般人からすると犯罪者は悪であり、いつ犯罪の巻き添えをくらって命を落とすか分かりませんので、犯罪が減るということは喜ばしい事です。

法で裁かず、夜神月個人の私刑で裁いているという非常に歪んだ状況ではありますが、世界で犯罪がなくなり、それにより救われている人間が多数存在していのも事実です。

いざ自分と愛する家族が被害者になった時、キラが犯罪者を裁いた時、悪と言えるでしょうか?
僕が被害者の立場ならキラを正義の使者として崇めると思います。

キラを悪と言えるのは犯罪の被害に合ったことが無い平和な人間だから言えるのだと思います。

何も関係ない第三者の視点だと、キラも犯罪者を無作為に殺し続ける悪です。

見方によって、立場によって正義と悪は変わってくるわけなんです。

もちろん、法治国家目線で言うと
キラは完全に悪です。
大量殺人者ですからね、当然です。

しかしながら、被害者の感情でモノを見たとき、実際に世界中で犯罪が減り、善良な市民の命がそれ以上に救われているという現実があります。
これを悪と言えるでしょうか?

もちろん夜神月は絶対的な正義では勿論ないです。見方によって正義と悪になります。

しかしながら僕は初期の夜神月は歪んだ考えではありますが、個人的には正義だと思っています。

実際、名前は伏せますが、某勲章持ちの状況国民が母子を轢き殺した事件がありました。
その犯人は未だに裁かれておらず、のうのうと日々生きています。
被害者の父親からするとたまったもんじゃありません。

その怒りと悲しみの感情は計り知れないものでしょう。

こういった人間を裁けるのもキラだけです。

金や権力で事件をもみ消す輩もキラはおそらく裁くでしょう。

これは勿論悪の行為ですが、僕達一般人からしたら正義の行為に映りませんか?

こういった矛盾を孕んだ存在である夜神月だからこそデスノートという作品が人気が出たのだと思います。





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3.中期〜終期の夜神月は"悪"

中期〜終期の夜神月はだと思います。

この頃の夜神月は、初期の頃の犯罪者を裁いて世界を平和にすると言った純粋な考えではなくなり、自分の私利私欲の為にデスノートで殺人行為を始めました。

自分が捕まらない為に罪のない父親やFBi、Lなど多数の人間を殺害しました。

この行為に正当性は全く無く、自分の保身の為だけにデスノートを行使していました。

この頃の夜神月は世の中から犯罪者を無くすという純粋な想いがただの手段となっていました。

目的と手段が完全に入れ替わってしまっていたのです。

自分の利益の為に罪のない人を殺す。
この行為は夜神月が忌み嫌っていた犯罪者と全く同じです。

しかし夜神月は自分が最後まで正義だと疑いませんでした。
犯罪者を殺し続けて世界の抑止力になってはいましたが、そこに信念はなく、ただの独裁者として君臨しようとしていました。

ここまで来ると殆どの読者の心も夜神月が悪だと認識していたハズです。

デスノートはその題材からは考えられないですが、週間少年ジャンプの漫画です。

結果、である夜神月は警察組織から殺されてしまいました。

これらの事から、中期〜終期の夜神月はであったと僕は思います。

所詮人間は感情の生き物ですので、ああいった描写が続くと夜神月を悪だと認識し始めます。

人間は立場、見方、考え方によってコロコロと正義と悪の認識が入れ代わります。
デスノートと言う作品はこういった事も考えされられる作品でした。





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4.もし夜神月がデスノートを拾わなかったら

夜神月は、作者曰く。
人間愛・家族愛・世界愛を併せ持った正義感の強い好青年だったそうです。

さらにイケメンで頭も超絶良く、コミュ力もずば抜けてるというチートっぷりです。

夜神月というキャラクター人類皆憧れるような人間です。

しかし、夜神月はデスノートを拾ったことにより、ドス黒い二面性と自己顕示欲の拡大と黒い感情を持つようになりました。
結果、夜神月は悲惨な結末で人生の幕を下ろしたわけですが、もし夜神月がデスノートを拾わなかったらどうなっていたのか?
というifの物語を想像していこうと思います。

夜神月は本編中、大学院卒業後は警察庁へ入っていた。

元々は正義感に溢れた好青年だった夜神月は、デスノートを拾っていなければLと同じような立場だったのではないでしょうか。

デスノートの記憶を無くした時の夜神月は綺麗な夜神月でした。
Lですら信用していた程です。

デスノートに関わっていなければ能力はL級、頭脳明晰運動神経抜群なので、凶悪犯罪者を続々と逮捕し、法の名のもとに裁いていたのではないでしょうか。

歴史に名を残す程の功績を成し遂げていたかもしれませんね。

人は行き過ぎた能力を手にしたら人格が変わってしまうと言った例を夜神月は見せてくれました。

自尊心の拡大、自己顕示欲の塊、そういったものは百害あって一利なしですね。

夜神月に習って僕みたいな小市民は粛々と生きていこうと思います。

       
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