皆さんこんにちは、ダメリーマンのアベです。

新型コロナウイルスの影響で世界中で不景気の波が押し寄せてきています。

日本ももちろん例外ではなく、歴史的な不景気真っ只中です。
戦後最大の国内生産量(GDP)の低下を記録し、誰もが知っている大企業すらも超赤字決算を記録しています。

そこで大変になってくるのが若者達の新卒の就活です。

僕は学生時代、新卒カードを持って2度就活しました。

一度目の高卒の時はは超不景気で就活がうまく行かず、2度目の学校では何とか就職する事が出来ました。
今でもその会社で働いています。

さて、そんな新卒での就活ですが、僕はクソゲーだと思っています。

では何故就活がクソゲーなのか?
理由を僕の実体験をもとに私見も交えて書いていきます。




noiroze_syukatsu_woman

1.景気に左右される


先程も少し触れましたが、現在新型コロナウイルスの影響で世界的に大不況の状況が続いています。

日本も例外ではなく、誰もが知ってる超大手企業も大赤字決算が続いています。

リーマンショック以上のものすごい大恐慌が起こっているのです。

僕は1度リーマンショック直後の不景気時代に新卒で就活を行いましたが、募集企業が全くありませんでした。

前年比で求人数が半分になっていました。

考えられますか?半分ですよ?
僕が当時ずっと狙っていた企業数社の採用が止まっていて絶望しました。

そして数少ない優良企業と思われるところを狙って就活しましたが、うまく行かないまま卒業してしまいました。

そして無事ニートになった僕ですが、数年後に再度学校に入り、2度目の新卒就活は成功しました。

2度目の就活の時は景気が回復していて、結構長めで売り手市場となっていて求人が沢山ありました。

このように、新卒の就活って基本的に人生に一回しかないくせに景気に思いっきり左右されるクソゲーなんですよね。

チャンスは平等ではなく、年によって違います。

これは余りにも理不尽であり、運ゲーすぎると言わざるをえません。

第二新卒とか言われていますが、結局新卒が一番強いというが現状です。



 syukatsu_mensetsu_man

2.やり直しがきかない(新卒至上主義)


新卒カードを切れるのは基本的に人生で1回だけです。

就職活動において新卒カードというのは人生最大の切り札です。

大学生であれば、22年間の集大成とも言えるものです。

しかし、新卒でコケてしまったらどうなるでしょうか?
失敗した学生が人生に絶望して鬱になったり自殺してしまったりしているんです。

基本的に新卒で入れる企業が一番良い企業と言われています。

よっぽどの能力か運がない限りは新卒で入社する所が一番ハードルが高い優良企業を選べると言われています。

僕もそう思います。
新卒というものは転職活動と違ってかなりハードルが低いです。

仕事での実績や評価、能力をそこまで見られないからです。

あくまで学生として扱われて採用が行われるので、転職活動よりかは新卒の就活はハードルは低いです。

それでも不景気であれば新卒就活はうまくいかないものです。

新卒カードを失って無い内定のまま卒業した学生達は人生に絶望してしまいます。

フリーターやニート、無気力な若者を作ってしまう原因ともなっていると思います。

日本は新卒至上主義ですが、この仕組みを変えていかないと日本に未来は無いのではないかと感じました。

チャンスが少なすぎるんですよね...


 syusyoku_nayamu_neet_woman

3.顔採用

まずは下の画像をご覧ください。



images (13)
images (12)


人事は否定しますが、顔採用というものは確実に存在します。
同じ学歴、就活用に量産された似たような学生達を選ぶ中で確実に顔は選考要素に含まれています。

上の画像はとあるテレビで放送されていたものを拾ってきた画像なんですが、イケメンと美人が積極的に採用されているのが分かります。

人間は平等とは言いますが、決して平等ではありません。

容姿でも判断されてしまうわけなんです。

クソですよね。

まぁ学生の新卒なんて学歴以外はみんな似たようなもので、就活用に武装されたリクルートモンスター達の量産型達から選んでいかなきゃいけないわけですから、顔で選ぶというのも分からんでもないですが...

それにしても顔なんてどうしようもないですからね、そこで優劣をつけられたら就活側の学生からするとたまったもんじゃありません。

容姿ではなく中身を見てもらえばいいじゃん!と意見する人もいるかもしれませんが、たかが面接の数十分でその人がどういう人間かを判断出来るわけがありません。

なので、印象が良い学生を優先的に採用する顔採用というものがあるのでしょう。

不細工はそれだけで不利と言わんばかりの理不尽さには正直怒りを感じますが、人間は不平等です。

容姿に劣りを感じているのなら何か他の武器(実績)を身に着けて新卒就活に挑むべきです..

実際に僕も2度目の就活時には業界を絞り、一人で設備構築を行い就活のネタにしました。

そのウケが良く採用された経緯があるので、もし人より容姿が劣っていると思ったら自分の武器を作るようにしましょう!



 

4.学歴フィルター

僕が一番新卒の就活でクソだなと思うのは学歴フィルターの存在です。


学歴フィルターというものも確実に存在していて、ある一定のレベルの企業になると高学歴しか採用しません。

大学生であれば、みんな同じ大卒じゃん!
と思うかもしれませんが、同じ大学生の中でも大学のレベルによって企業から学歴フィルターが存在しているのです。

有名大手企業になると最低学歴がMARCH以上とかザラにあります。

もちろん表立って求人には書いていないですが、人事側にはその線引はあります。

最早暗黙の了解として学生側も把握しており、ある一定の企業から上は高学歴しか受けに来ません。

だって受けても絶対に学歴で落とされますからね。

エントリーシートを送っても時間と資源の無駄というわけです。世知辛い。

ここからは僕個人の意見なんですけど、高学歴って大学入学までの努力の結晶であって人間の能力を測るものではないと思うんですよね。

まぁ希望者が多すぎるので1つの指標として企業側は学歴フィルターをかけているわけですが、ものすごく優秀な人も学歴だけで落としてしまっているわけです。

新卒至上主義の日本は学歴が高くないとある一定の以上の企業には内定を貰えないわけなんですね。

ということは、どこの大学に入れたかが大事になってきます。さらに言うと、高校時代の努力が将来をある程度決めてしまうわけです。

大学入試さえ上手く行ってレベルの高い有名大学に入学出来さえすればかなりのアドバンテージなわけです。

そこで人生ある程度決まっきゃうのおかしくね?

と僕は思いますが、日本はおそらく変わらないでしょう。

コロナ不景気も相まってますます未来が見えないです、学生さん本当に可哀想だ...




 syukatsu_naitei_man

5.嘘が上手いやつが優先採用される

これは僕の体験談であり、ほぼ間違いないと思うんですが、嘘が上手いやつが採用されやすいんですよね。

ぶっちゃけて言うと嘘が下手な正直な人は面接で苦労します。

面接の場では正直に言うことは悪手です。

話を脚色したり、盛ったり、話を作るのは当たり前の世界です。

面接はどれだけ企業が求める人材を演じきれるかの勝負です。

企業研究をして、それに伴ってどんな努力をしたか等、やってもいない事をあたかもやったかのように話すのが面接です。

これは嘘が上手くて話し上手じゃないと結構難しいです。

面接ではどれだけ嘘を上手くつけるか、上手に伝えられるかがとても大事です。

企業側から見ても、スラスラと話してコミュ力が高そうだとそれだけで好印象ですからね。

さらに努力(嘘)までしてるとなれば最高の印象です。

僕も新卒の就活の時は有る事無い事話しまくりました。
その結果大企業に就職できました。

話のほぼ8割ぐらいは嘘でしたが、内定が出て入社してしまえばこっちのもんです。

簡単にクビに出来ませんからね。

明らかにバレたらマズイ嘘ではない限りは嘘というものは極めて有効な策です。

注意点として全部が全部ウソだと一瞬でバレるので、真実の中にウソを仕込ませるのがベターです。


さて、こんな感じで新卒の就活面接は嘘の応酬なわけです。
企業側も待遇面で嘘を付いてるからまさしく嘘つき大会なわけです。

ほんとくだらないなぁと思いました。


       
スポンサーリンク

    コメントする

    このブログにコメントするにはログインが必要です。