みなさんこんにちは、テイルズシリーズ大好きマンのアベです。
テイルズシリーズのメインタイトルはファンタジアからベルセリアまで全てプレイしてきました。
テイルズシリーズはかつて日本3大RPGとFF、ドラクエ、テイルズとネットで言われていた時期もありました。
僕はそんなテイルズシリーズを追いかけて早十数年経ちますが、近年テイルズシリーズのオワコン化が顕著になってきました。
ではなぜあんなに人気だったテイルズシリーズがオワコン化したのか、その原因についてテイルズ大好きオジサンの僕が解説していこうと思います。
1.テイルズシリーズ売上
ファンタジア 25万(SFC)/55万(PS)デスティニー 82万(PS)
エターニア 69万(PS)
デスティニー2 76万(PS2)
シンフォニア 32万(GC)/39万(PS2)
リバース 54万(PS2)
レジェンディア 35万(PS2)
ジ アビス 74万(PS2)14万(3DS)
イノセンス 25万(DS)
ヴェスペリア 20万(360)/40万(PS3)
ハーツ 26万(DS)
グレイセス 21万(Wii)/36万(PS3)
エクシリア 66万(PS3)
エクシリア2 46万(PS3)
ゼスティリア 38万(PS3)
ベルセリア30万本(PS4)
主な主要タイトルのテイルズシリーズの売上はこんな感じです。
何だかんだそれなりに安定して売上を上げてますね、テイルズにもミリオン行きそうな時期があったなんて驚きだ...
据え置き機のテイルズは売れる傾向にあります。さらにジアビスとエクシリアの売上本数はとても高い水準に纏まっています。
しかしエクシリア以降の据え置きテイルズの売上が目に見えて落ちてきているのが分かります。
次回作であるテイルズオブアライズが発表されていますが、果たして売上本数がどれくらいになるのか...
数字で分かる通りテイルズシリーズはたまにヒット作が出るものの、衰退の一途を遂げているのが現状です。
個人的にグレイセスとベルセリアはとても面白かったのですが、全然売れていないことからゲーム性=売上出ないことが分かります。
それについては目次5番で詳しく話します。

2.酷すぎる完全版商法・DLC
テイルズシリーズは一時期完全版商法があまりにも酷すぎた為に炎上を繰り返していた時期があります。特に酷かったのがヴェスペリアやグレイセスの完全版商法です。
ヴェスペリアはXBOX360独占で発売しておいて、PS3で仲間を2人増やし、追加シナリオも追加しました。
グレイセスはwiiで独占販売しておきながら、ps3で大量の追加シナリオを追加しました。
当時、ヴェスペリアをプレイする為にXBOXを買ったシリーズファンも多かったです。僕もその一人でした。
テイルズシリーズは完全版は出さないとプロデューサーが明言しておきながら普通に完全版を出します。
これには流石にファンも激怒、ユーザーを馬鹿にするかのような対応にファンも離れていきました。
テイルズは完全版が出るから買うな
当時はこういった言葉がネット上の声で大きかったです。
最近のテイルズシリーズはそれを反省したのか完全版商法は無くなりましたが、その傷跡は現在でも残っています...
ヴェスペリアもグレイセスも良作です。とても面白かったです。
しかしこういったアコギな商売をするバンナムは批判の的になり炎上していました。
今でこそ完全版商法は当たり前のように有りますが、時代を先駆けし過ぎていたのも原因かもしれませんね。
でもハードを買えちゃダメだと思います。

3.ゼスティリア「んほぉ〜」事件
この痛ましい事件は余りにも有名です。これがテイルズシリーズに決定的な止めを刺したと言っても過言ではないかもしれません。知らない人の為に「んほぉ〜」事件を簡単に説明すると...
馬場プロデューサーが女性声優の1人を好きになったのか、本来メインヒロインだったアリーシャが途中退場し、馬場プロデューサーお気に入り声優のロゼというブスキャラがメインヒロインに取って代わったという事件です。
それに伴いストーリーもめちゃくちゃになり、胸糞悪いアリーシャイジメのシーンも描写されていました。
ロゼというブスをひたすら(´∀`∩)↑age↑(´∀`∩)↑age↑していくゲームとなっております。
それに伴いゼスティリアはストーリー、設定、キャラは最悪です。
極めつけに戦闘システムまでゴミです。
ゼスティリアは最後まで何とかプレイしましたが、本当につまらなかったです。ただただ不快になりました。
別にストーリーとかキャラとか良くなくても戦闘システムが面白ければそれだけでも良かったんですが、肝心の戦闘システムもクソゴミだったので救いようが無かったです。
これが馬場プロデューサーの声優「んほぉ〜」事件の簡単な説明です。
詳しく内容が知りたい方はGoogle先生にて検索してくださいませ。
余談ですがこの「んほぉ〜」事件で余りにも炎上した為、ロゼの声優が公式に謝罪していました。
正直馬場プロデューサーが悪いのであって声優は悪くないのですが、可哀想だなと思いました。
まぁファンを敵に回すのは怖いですからね、謝罪しておいて立ち回り的には正解かなと思います。
そして肝心のやらかした馬場プロデューサーは退社したとさ。
この「んほぉ〜」事件は誰も幸せになっていないあまりにも不幸な話として後世に受け継がれるべき案件だと思っております。
4.度重なるマンネリ
テイルズシリーズは数多くの作品がリリースされてきました。戦闘システムも改良されており洗練されてきています。
色んな発想を取り込み、時にはかなり独創的な戦闘システムのテイルズもありました。
しかし基本的には戦闘は似たようなシステムなので正直マンネリ気味です。
最新作のベルセリアも楽しかったのですが、似たような戦闘システムだったので一周クリアしたら飽きてしまいました。
ゲームをプレイ中、あらゆる所で既視感を感じてしまい新鮮感がないのがテイルズシリーズの課題かなと思います。
新規のプレイヤーなら純粋に楽しめると思うんですが、僕みたいに長くテイルズシリーズを追いかけているプレイヤーからすると正直マンネリは否めません。
この度重なるマンネリをテイルズには脱出してほしいです。
でも変わらない面白さ安定感はあるので、変化を求めないプレイヤーにはこのままの方がいいかもしれないですね。
難しいところです。
5.一部コアユーザーによるオタクコンテンツ化
昔のテイルズと言えば正統派のRPGでした。ファンタジア、デスティニー、エターニアと王道のキャラ、王道のストーリー、自分でキャラを操作できる画期的な戦闘システムとRPGとして一般ユーザーからもプレイされていました。
純粋に良作RPGとして親しまれていました。
しかしある頃当たりからキャラゲー寄りになってきました。
おそらくメーカーが思っていたより、キャラ人気が出てグッズやイベント等が成功したのでしょう。
キャラ人気が手始めてからもの凄い勢いでオタクに媚びるようなキャラ、設定が出てきました。
主に女性人気が出るようなキャラ・設定が目立つようになってきました。
イベントやグッズ販売に力を入れ、ゲーム内コスチューム等のDLCも大量に販売されました。
昔のテイルズはサブイベントをこなした報酬として色んなコスチュームが手に入ったんですが、今はほぼ全てコスチュームはDLCとなっています。
行き過ぎた媚び、イベントやグッズ、DLCの集金主義、バンナムの金儲けが露骨に見えるのが正直あまり愉快じゃありません。
民間企業なので集金主義は分かるんですが、もう少しユーザー目線に立って欲しいなというのが僕の思いです。