みなさんこんにちは、ダメリーマンのアベです。


2020年の10月1日時点での大学生の内定率が69.8%と非常に低い水準を記録しました。


前年同期から7.0%の減だそうです。


この数字はリーマンショック以来の下落振りです。


今回は、就職率の低下とこれからについて私見を交えながら話していこうと思います。



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冒頭に述べた通り、大学生の10月1日現在の就職内定率は前年度同期から7.0%減の69.8%となっております。


これは新型コロナウイルスの影響がモロに出ている数字だと思われます。


しかし、新型コロナウイルスの影響は始まったばかりであり、本当の不景気はこれから訪れると予想されます。


真冬に近づくにつれ、新型コロナウイルスの感染者数も増加し続けています。


以前国が緊急事態宣言を発令しましたが、現状緊急事態宣言が発令された時よりも1日の感染者が多いです。


これからも感染者数の増加は予想されるでしょう。


今の時点ですらあらゆる業界が悲鳴を上げています。


観光業界を始め、飲食業やイベント業等、人ありきの雇用が多い業界から急激に大打撃を受けている状態です。



新型コロナウイルスがこれ以上流行りだすと、各業界は人を雇用するどころかリストラに躍起になるでしょう。


新卒の入社の倍率が物凄いことになることが予想されます。



現在、ANAでは波状の危機を迎えており、何と社員をノジマやスーパーや農業に出向させると発表しました。


新卒の夢の職業であるCAがノジマやスーパー等の小売で働くことになったのです。


誰しもが夢にも思わなかった展開でしょう。まさに現代日本の不景気を体現した苦肉の策です。


CAのみなさんはせっかくANAのCAとして入社できたのに本当にツライだろうなと思います。


僕のイメージ何ですが、CAの方ってプライドが高そうなイメージがあります。客室乗務員として誇りを持ってると思うんです。


なのでCAの方々は終わりが見えない不景気の中、会社もどうなるか分からない状態で小売で働き続けることができるのか僕には疑問です。


僕がその立場だと心が折れてしまうかもしれません。


ANAは自主退職を迫っているのかもしれませんね。


余談ですが、ANAは今年度のCAの採用を見送ったそうです。




このように新型コロナウイルスの影響で一昔前では考えられなかった事が現実に起こっています。


一生安泰正社員!なんて言葉は昔の幻想と成り果ててしまいました。ぶっちゃけ今では正社員に夢も希望もない状態ですが、一応社会保険や年金の関係上は正社員が優遇されています。


でもそれも将来はどうなるか分からないですけどね...


さて、未来は暗くても就活生は就職活動をしなければいけません。


基本的に就活生はいわゆる大企業に入社したいわけですが、平常時でも数少ない大企業の採用枠が不景気によりもっと少なくなっております。


このごくわずかの大企業の採用枠を就活生が死にものぐるいで争う事になっています。


同時に中小企業も不景気の影響で新卒の採用枠を絞っているのが現状です。大企業に就職できなかったから中小企業へ...という今までの法則も通用しなくなってきているわけです。


そして現在は中小企業の採用枠を就活生が死にものぐるいで争っている状態です。求人募集自体が減っていますし、企業側も採用に慎重になっているからです。



学生側も必死になります。


だって新卒カードは人生で使える最強の就職する為の切り札ですから。



転職はよほどの能力がない限りは上を目指せないというのがこの世の常ですが、新卒就職は違います。



新卒カードという札を切れば大企業・優良企業にはじめから入社できるのです。


人生で1度きりの新卒カードを使えるのは新卒だけなので必死になりますよね。


逆に言うと新卒というステータスを逃して既卒になってしまうと所謂優良企業・大企業に就職するのは極めて難しいと言えるでしょう。


日本が新卒至上主義と言われている所以ですね。
一般的に新卒の就職で失敗してしまうとその後の就職は厳しいと言われています。


海外は実力主義でガンガン転職したり自分を売り込んで就職しているわけですが、日本は古い新卒至上主義体質から何も変わっていません。


なので1度脱落すると復活するのが厳しい現実があります。


コロナ禍の影響で卒業3年以内は新卒として扱うこと!というニュースがありましたが、仮に卒業3年以内が新卒扱いになったとしたら4年間分の新卒が数少ない採用枠を争う事になります。


本当の地獄絵図の始まりですね...


僕も新卒の時は必死で就職活動していました。当時が不景気じゃなくて本当に良かったなぁと今しみじみと思っております。



就活生のみなさん、本当に厳しい世の中ですがどうか頑張ってください。


それでは。


































       
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