皆さんこんにちは、アベです。
今更ではあるんですが、デトロイトビカムヒューマン(以下デトロイト)の2周目をクリアしました。
デトロイトは発売当時に一周クリアしましたが、急に2週目をプレイしたくなり、先日2週目をクリアいたしました。
さて、そんなデトロイトの感想と考察を私見も交えて書いて行こうと思います。
1.デトロイトとは?ゲーム性など
デトロイトビカムヒューマンはアドベンチャーゲームです。
一応公式ではアクションアドベンチャーゲームと謳ってはいますが、選択とQTEで物語が進む形式となっています。
アクション部はキャラを歩いて操作できるぐらいですかね、ごく一部のパートは走れたりします。
デトロイトはフローチャート方式のアドベンチャーゲームであり、プレイヤーの選択で多数の物語に分岐していきます。
その分岐数は圧倒的であり、分岐後のイベントも各種大変作り込んであります。
グラフィックも最高峰の超美麗グラフィックであり、キャラクターの表情も非常に作り込まれています。
背景も超がつくほど美しく、どこを切り取ってもまさしく映画と言えるぐらいのグラフィックとなっています。
デトロイトはプレイヤーが介入できる映画と言った例えが一番しっくりくると思います。
見て楽しい、プレイして物語に介入して楽しい、そんなゲームです。
普通のアドベンチャーゲームとは違い、物語の分岐が無数にあるのでプレイヤーによって結末が違うなど、非常に作り込まれたクオリティの高いゲームとなっています。
この部分が映画では表現出来ない、この作品でしか楽しめない最大の評価点です。
2.ストーリーの感想・考察
それではストーリーの感想と考察に入ります。
まず、最初にストーリーの評価を言います。
めちゃくちゃ面白いです。
題材的にはありがちな、アンドロイドというAIが自我を持って人類に反抗していく物語なんですが、とにかく見せ方、演出がすごいです。
プレイヤーが選択を繰り返して物語が展開していく方式なので、映画と違って没入感とハラハラ感が半端じゃないです。
自分のせいで人質が死んだり、操作キャラが平気で死んだりします。
プレイヤーの選択とにより物語がガラッと変わって行くので最後まで緊張感があり、楽しんでプレイする事が出来ました。
このゲームの真骨頂は一周目だと僕は思っています。
一周目のこれならどうなっていくんだろう?
と言ったワクワク感はかなりのもので、クリアまでの10時間、とても楽しめました。
ストーリーの詳しい解説ですが、デトロイトの物語はAIが自我を持ち、人間達に反抗していく物語です。
デトロイトの世界は2038年であり、非常に近い未来です。アンドロイド(AI)には自我があるのか。人権問題等そういった数々の社会問題を題材にしているのが本作となっています。
また、デトロイトはアンドロイド視点の話となっています。
プレイヤー(人間)はアンドロイド視点で物語を追体験し、基本的にアンドロイド側に感情移入します。
機械が自我を持ったとき、それは"人間"と何が違うのか。
そんな近未来の問題を激しく言及した作品です。
アンドロイドが自我を持ち、感情を持つことでアンドロイド達は"愛に"目覚めていきます。
カーラは家族愛、マーカスは恋愛、コナーは仲間愛などなど、様々な感情に目覚めていきます。
この感情の変化が逸品で、本作の一番の見どころはここら辺だと思っています。
中でもカーラとアリスの家族愛には感動間違いなしであり、どんな関係でも大事に思っていれば本物なのだと実感させられました。
また、マーカスとコナーは本来は理性的であり、プレイヤーによっては攻撃的にもなります。
こういったプレイヤーの選択肢で性格が変わり、ストーリーが分岐していくのでとても楽しいです。
僕は一周目はコナーが死にまくったり、マーカスも撃たれて死んでしまいました。
武力で解決しようとしたら鎮圧されてしまいましたね...笑
また、カーラとアリス、ルーサーはみんな銃殺されて死んでしまいました(泣)
3人が殺された瞬間、開いた口が塞がらなかったほどです、ごめんよ。
というわけで、一周目はなんの戦果も上げられず、みんな無駄死にしてしまいまい、超バッドエンドでした。
アンドロイドの人権というものも世論で認められず、虚無の一周目となりました。
しかし2週目は1週目の経験を活かし、理知的にほぼ誰も殺すことなく平和的にクリアする事が出来ました。
クリア時の世論もアンドロイドの人権獲得にむけて前向きに動き出し、アンドロイド達も一時的に平和を手にする事が出来ました。
みんな生き残ってとても嬉しかったです。
繰り返しストーリーを遊ぶ事で様々な展開が訪れるこのゲームの奥深いストーリーは本当逸品の一言でした。
さて、デトロイトをクリアして僕が思ったことですが、近い将来人型アンドロイド(AI)が普及した時、同じような事になるのではないか?
アンドロイドが自我と感情を持ち、人間と同じかそれ以上の立場を要求してくる未来が本当に訪れるかも知れません。
昨今の技術の加速度的な発達もあり、デトロイトの世界観が単なるSF二次創作の娯楽作品だとは言えなくなってるのではないでしょうか?
デトロイトの世界観が僕達の将来の世界になるとして、アンドロイドが普及した時に訪れる変化というのは余りにも多いと思います。
作中でも触れられていましたが、まず雇用が要らなくなります。
人間の雇用がなくなり、安価で金のかからないアンドロイドが仕事をし始めるのです。
この時点で人間は働き口がなくなり、収入も無くなり社会的に生きる術を失っていきます。
これは現代社会にも現れていて、機械とAIが発達してどんどん便利になっている今、人間の雇用の必要性がどんどん減っているのです。
これにより不景気が加速し、企業は潤うが消費者の体力が持たなくなってきてしまいます。
そんな痛烈な社会風刺をデトロイトは表現していました。
デトロイトの世界のように、機械とAI、アンドロイドが普及しきった世界ではどうなるのか?人間が要らなくなる可能性があるのです。
もしかしたら、デトロイトの世界線の続きはアンドロイドが人間を支配するような世界になるかもしれません。
デトロイトのストーリーはアンドロイドが自我を持ったばかりの話ですからね、将来的には十分ありえると思います。
こういった未来に馳せる考察も楽しいですね、色々と考えさせられました。
人間は欲深い生き物です。
しかし、アンドロイド(AI)が自我に目覚め、それ以上の欲を求め始めたらと考えたら恐ろしいですね。
プレイ中、アンドロイド風俗、これだけは150%流行ると思いました。
ただし作中のようにアンドロイドが自我を持ったらもうダメですね!
繰り返しストーリーを遊ぶ事で様々な展開が訪れるこのゲームの奥深いストーリーは本当逸品の一言でした。
さて、デトロイトをクリアして僕が思ったことですが、近い将来人型アンドロイド(AI)が普及した時、同じような事になるのではないか?
アンドロイドが自我と感情を持ち、人間と同じかそれ以上の立場を要求してくる未来が本当に訪れるかも知れません。
昨今の技術の加速度的な発達もあり、デトロイトの世界観が単なるSF二次創作の娯楽作品だとは言えなくなってるのではないでしょうか?
デトロイトの世界観が僕達の将来の世界になるとして、アンドロイドが普及した時に訪れる変化というのは余りにも多いと思います。
作中でも触れられていましたが、まず雇用が要らなくなります。
人間の雇用がなくなり、安価で金のかからないアンドロイドが仕事をし始めるのです。
この時点で人間は働き口がなくなり、収入も無くなり社会的に生きる術を失っていきます。
これは現代社会にも現れていて、機械とAIが発達してどんどん便利になっている今、人間の雇用の必要性がどんどん減っているのです。
これにより不景気が加速し、企業は潤うが消費者の体力が持たなくなってきてしまいます。
そんな痛烈な社会風刺をデトロイトは表現していました。
デトロイトの世界のように、機械とAI、アンドロイドが普及しきった世界ではどうなるのか?人間が要らなくなる可能性があるのです。
もしかしたら、デトロイトの世界線の続きはアンドロイドが人間を支配するような世界になるかもしれません。
デトロイトのストーリーはアンドロイドが自我を持ったばかりの話ですからね、将来的には十分ありえると思います。
こういった未来に馳せる考察も楽しいですね、色々と考えさせられました。
人間は欲深い生き物です。
しかし、アンドロイド(AI)が自我に目覚め、それ以上の欲を求め始めたらと考えたら恐ろしいですね。
プレイ中、アンドロイド風俗、これだけは150%流行ると思いました。
ただし作中のようにアンドロイドが自我を持ったらもうダメですね!
3.各キャラクターの感想・魅力
デトロイトの登場キャラクター達はみんな魅力に溢れています。
僕はぶっちぎりでコナーが好きですが、マーカスやカーラ、ハンク等も好きです。
コナーは超高性能なアンドロイドかと想いきや、プレイヤーの選択ミスやQTEミスで死にまくります笑
これがへっぽコナー等のあだながつけられている原因でしょう。
しかし、締めるところキッチリ締め、自分の殻を破り変異帯として活躍するコナーはカッコよかったです。
カーラとアリスの家族愛は言わずもがな泣けます。
自己犠牲と愛、あれを見せられたら機械だなんて言えないです。
この作品を彩る素敵なキャラクターでした。
人間もアンドロイドも魅力に溢れたキャラクター達ばかりでした。
人間の葛藤、アンドロイドの葛藤がそれぞれ綿密に描かれていて各キャラクターに感情移入が半端じゃなかったです。
人間よりも人間らしいアンドロイドの感情表現は素晴らしいの一言。
後半、どちらが人間でどちらがアンドロイドなのかわからなくなるレベルです。
表情の表現ややグラフィックも素晴らしく、キャラクターがより一層魅力的でした。
ハンクとコナーはベストコンビでしたね、最高です。
僕はぶっちぎりでコナーが好きですが、マーカスやカーラ、ハンク等も好きです。
コナーは超高性能なアンドロイドかと想いきや、プレイヤーの選択ミスやQTEミスで死にまくります笑
これがへっぽコナー等のあだながつけられている原因でしょう。
しかし、締めるところキッチリ締め、自分の殻を破り変異帯として活躍するコナーはカッコよかったです。
カーラとアリスの家族愛は言わずもがな泣けます。
自己犠牲と愛、あれを見せられたら機械だなんて言えないです。
この作品を彩る素敵なキャラクターでした。
人間もアンドロイドも魅力に溢れたキャラクター達ばかりでした。
人間の葛藤、アンドロイドの葛藤がそれぞれ綿密に描かれていて各キャラクターに感情移入が半端じゃなかったです。
人間よりも人間らしいアンドロイドの感情表現は素晴らしいの一言。
後半、どちらが人間でどちらがアンドロイドなのかわからなくなるレベルです。
表情の表現ややグラフィックも素晴らしく、キャラクターがより一層魅力的でした。
ハンクとコナーはベストコンビでしたね、最高です。
4.賛否両論点
個人的なデトロイトの賛否両論点について話して行こうと思います。
まず、フローチャートが割とやりにくい。
かゆいところに手が届かない感じの絶妙に繰り返しプレイしにくいフローチャート方式でした。
分岐が多すぎるから仕方ない?
また、QTEの存在も個人的には邪魔でした。
映像に集中したいのにQTEのボタンにだけ目が行ってしまい、映像に集中出来ませんでした。
没入感を増すためにQTEを導入しているかとは思いますが、ぶっちゃけ要らなかったです。
さらに、QTEをミスるとキャラがあっさり死んだりするのでそこもマイナス点。
やり直し画容易なようで容易じゃないのがデトロイトの特徴です。
序盤やQTEの結果で物語がある程度分岐して決まってしまうので、やり直しする時がかなり面倒くさいですね。
公式的には何度も初めからプレイして欲しいのかな?
と思わせるようなシステム周りでした。
最後に、基本的に常に歩きなのでモッサリしていてその分周回プレイがかったるくなってしまっていました。
かゆいところに手が届かない感じの絶妙に繰り返しプレイしにくいフローチャート方式でした。
分岐が多すぎるから仕方ない?
また、QTEの存在も個人的には邪魔でした。
映像に集中したいのにQTEのボタンにだけ目が行ってしまい、映像に集中出来ませんでした。
没入感を増すためにQTEを導入しているかとは思いますが、ぶっちゃけ要らなかったです。
さらに、QTEをミスるとキャラがあっさり死んだりするのでそこもマイナス点。
やり直し画容易なようで容易じゃないのがデトロイトの特徴です。
序盤やQTEの結果で物語がある程度分岐して決まってしまうので、やり直しする時がかなり面倒くさいですね。
公式的には何度も初めからプレイして欲しいのかな?
と思わせるようなシステム周りでした。
最後に、基本的に常に歩きなのでモッサリしていてその分周回プレイがかったるくなってしまっていました。
5.まとめ
色々とデトロイトビカムヒューマンについて話して来ましたが、